世界有数のカルデラを誇る阿蘇があり、「火の国」とも呼ばれる熊本県。自然と歴史を有し、熊本ならではのグルメも豊富で、ご当地キャラクターの「くまモン」も有名です。

　今回は、2024年1月4日～1月11日の期間で行った「永住したい熊本県の街は？」というアンケートの結果を発表します。どの街にも、それぞれ独自の魅力があり、どの街が支持を集めるのか楽しみです。それでは、結果をご覧ください。

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調査概要

第2位：天草市

　第2位は、得票率9.0%を獲得した「天草市」でした。県内南西部に位置し、周囲を海に囲まれた天草諸島の中心部にあります。面積は県内最大を誇り、人口は約7万5000人を抱えます。天草市自体は、2006年に2市8町が合併して誕生した新しい自治体ですが、古い歴史を有します。

　﨑津集落では禁教下の江戸時代、仏教と神道、キリスト教が共存しており、隠れキリシタンが多かったことでも有名です。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として、世界文化遺産にも認定されました。

第1位：熊本市中央区

　第1位は「熊本市中央区」でした。県内西北部にある熊本市内の中央に位置します。周囲を東西南北の区に囲まれ、他市と接触していない区です。2010年に区名案の募集が行われ、「中央区」に決定したという経緯があります。

　区内には熊本城をはじめとして、小泉八雲熊本旧居や旧細川刑部邸などの史跡や、後藤是山記念館などの文化施設を有し、都市機能の利便性と文化が調和する住みやすい街になっています。

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