ねとらぼ調査隊では、2024年1月1日から2024年1月8日までの間、「『おにぎり』がおいしいと思うコンビニは？」というアンケートを実施していました。

　古くから日本人が慣れ親しんできた、ソウルフードの1つである「おにぎり」。各社が試行錯誤してメニューを開発することで、今やコンビニの目玉商品となっています。通勤や通学の途中、お気に入りのコンビニでおにぎりを買うことが楽しみという人もいるでしょう。

　今回の投票では、大手コンビニ7社を選択肢に用意したところ、437票もの投票をいただきました。ありがとうございます。それでは、トップ2を解説していきます。

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調査概要

第2位：ローソン

　第2位は「ローソン」。投票数は104票、得票率は23.8％でした。

　ローソンのおにぎりは、「二段仕込み製法の旨だし」で香りと旨みを高めた「直巻おにぎり」シリーズや、普段の生活で不足しがちな栄養素をしっかりとれる「国産もち麦入り」シリーズなど、さまざまなニーズに応じた商品が展開されているところが魅力です。

　看板商品の1つとなっているおにぎり屋シリーズの「金しゃりおにぎり」は、大粒のお米をブレンドし、ふっくらとした食感が特徴。「極磨き（きわみがき）精米」と「ふっくら握り製法（立体成形方式）」を用いることで、口当たりが良く自然な甘みと旨みを楽しめるおにぎりに仕上げています。使われている具材は、清酒と塩こうじに漬け込んで焼き上げた「焼さけハラミ」や、超特選醤油で旨みを引き立たせた「いくら醤油漬」など、いずれもご飯との相性が抜群です。

　また、ローソンといえば「まちかど厨房」シリーズのおにぎりも人気。店内キッチンで調理されているため、手作りならではのおいしさと食べごたえを楽しめます。

第1位：セブン-イレブン

　第1位は「セブン-イレブン」。投票数は180票、得票率は41.2％を獲得し、堂々の第1位に輝きました。

　「セブン-イレブン」は、おにぎり専用の包装「パリッコフィルム」を1978年に開発。その後、ご飯と海苔それぞれを別のフィルムで包んだ「手巻おにぎり」の販売を、いち早くコンビニ業界で始めました。以降、作り立てのような海苔のパリッという食感が人気を集めています。

　また、使用する米の産地と品種を厳選、おにぎり専門店で働く職人の技を忠実に再現する機械を開発、パッケージの密封度を高めて海苔の品質をキープするなど、時代の流れとともに数々の創意工夫をこらし、ロングセラーを記録しています。

　2023年には、京都で江戸時代から営業を続ける米問屋の老舗「八代目儀兵衛」とコラボし、お米の甘みと独特の食感が引き立つ「八代目儀兵衛監修」シリーズを新発売。2社の思いが詰まったおにぎりは、SNSで大きな話題になりました。

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