5月5日から5月18日まで、ねとらぼ調査隊では「『龍が如く』シリーズでどれが好き？」というアンケートを実施していました。

　投票対象は、スピンオフ作品を含む「龍が如くシリーズ」13作品と、「JUDGE EYES:死神の遺言」を含めた計14作品。リマスター版やリメイク作品はオリジナル作品としてカウントしています。

　今回のアンケートでは、総数805票の投票をいただきました。ヘペトナス！　それでは、結果を見ていきましょう。

第10位：龍が如く3

　第10位は「龍が如く3」でした。得票数は17票、得票率は2.1％となっています。

　「龍が如く3」は、「龍が如く2」の続編として2009年にプレイステーション3で登場しました。2018年にはプレイステーション4、2021年にはXbox One、PC向けのリマスター版も登場しています。

　舞台は東京の神室町だけでなく、沖縄の琉球街も登場。東と西の抗争事件を終えた桐生一馬は、澤村遥と共に沖縄で養護施設“アサガオ”を営みます。平穏な日々を送っていたものの、次々と襲いかかってくる問題に、桐生はまた立ち向かっていくことに。

　後に公式設定となるシリーズきっての東城会まとめ役、柏木修の冷麺好きが発覚した作品でもあります。

第9位：龍が如く4 伝説を継ぐもの

　第9位は「龍が如く4 伝説を継ぐもの」でした。得票数は29票、得票率は3.6％となっています。

　「龍が如く4 伝説を継ぐもの」は、「龍が如く3」の続編として2010年にプレイステーション3で登場しました。2019年にはプレイステーション4、2021年にはXbox One、PC向けのリマスター版も登場しています。

　主人公は桐生一馬だけでなく、秋山駿、冴島大河、谷村正義の3人を加えた計4人に。メインストーリーの進行によって主人公が変わってゆくシステムとなっています。冴島のサブストーリー「格闘家をつくろう！」は非常にやり込み要素が強く、本編より熱中してしまったというプレイヤーも多いのではないでしょうか。

第8位：龍が如く5 夢、叶えし者

　第8位は「龍が如く5 夢、叶えし者」でした。得票数は30票、得票率は3.7％となっています。

　「龍が如く5 夢、叶えし者」は、2012年にプレイステーション3で登場しました。2019年にはプレイステーション4、2021年にはXbox One、PC向けのリマスター版も登場しています。

　すべては大切な人間の夢を叶えるため、福岡の永洲街の片隅で偽名を使いタクシードライバーとして過ごす桐生一馬。舞台は神室町だけでなく、永洲街、札幌の月見野、名古屋の錦栄町などが登場します。

　前作同様に複数の主人公が登場し、4の桐生、秋山、冴島の3人に、新たに品田辰雄と澤村遥が加わりました。澤村遥は通常のバトルと異なり、ダンスの腕前を競うリズムゲームで戦います。

第7位：龍が如く6 命の詩。

　第7位は「龍が如く6 命の詩。」でした。得票数は31票、得票率は3.9％となっています。

　「龍が如く6 命の詩。」は、2016年にプレイステーション4で登場。2021年にはXbox One、PC向けのリマスター版も発売されました。

　キャッチコピーに「桐生一馬伝説、最終章」とあるように、過去シリーズで主人公を務めてきた桐生一馬のストーリーが今作で終了します。パッケージにはビートたけしさん演じる広瀬徹や、藤原竜也さんが演じる宇佐美勇太の姿が。

　魅力は豪華なゲストだけでなく、猫カフェを経営したり、草野球で最強チームを目指したり、ライブチャットでチャットレディのハートを掴んだりといった豊富でクオリティの高いミニゲームも楽しめる作品です。

第6位：龍が如く（龍が如く 極）

　第6位は「龍が如く」でした。得票数は35票、得票率は4.3％となっています。

　シリーズ1作目となる「龍が如く」は、2005年にプレイステーション2で登場しました。2012年にはHDリマスター作品「龍が如く1&2 HD EDITION」、2016年にはリメイク作品となる「龍が如く 極」が登場しています。

　欲望と暴力の渦巻く神室町を舞台に、主人公の桐生一馬を中心にさまざまなドラマが待ち受けるアクションアドベンチャーゲーム。歌舞伎町をモチーフにしたリアルな町並みや、ドン・キホーテなどの実在する店舗がゲーム内に登場。

　メインストーリーこそシリアスですが、おちゃらけたサブストーリーが豊富に用意されており、やり込み要素の強いゲームとなっています。

第5位：龍が如く 維新！

　第5位は「龍が如く 維新！」でした。得票数は48票、得票率は6％となっています。

　「龍が如く 維新！」は、2014年にプレイステーション4とプレイステーション3で登場した、幕末を舞台とした歴史スピンオフ作品第2弾。桐生一馬が演じる“土佐の龍”坂本龍馬は斎藤一へと名を偽り、恩師の仇を捜すべく幕末時代を駆け抜けていきます。

　歴史スピンオフ作品第1弾の「龍が如く 見参！」と同様に、本編のキャラクターも役割を変えて登場します。他作品との繋がりがないので、初めて「龍が如くシリーズ」をプレイする人にとっても楽しみやすい作品です。

第4位：龍が如く2（龍が如く 極2）

　第4位は「龍が如く2」でした。得票数は72票、得票率は8.9％となっています。

　シリーズ2作目となる「龍が如く2」は、2006年にプレイステーション2で登場しました。2012年にはHDリマスター作品「龍が如く1&2 HD EDITION」、2017年にはリメイク作品となる「龍が如く 極2」が登場しています。

　本作では神室町だけでなく、大阪にある蒼天堀も舞台に。「関西の龍」と呼ばれる郷田龍司との出会いから、東西の極道組織だけでなく韓国マフィアをも巻き込んだ抗争が繰り広げられます。

　協賛企業も大幅に増え、前作に続いてドン・キホーテ、松屋、サントリーなど、誰もが知っているような店舗や商品がゲーム内に登場。町を歩いているだけでも楽しめる作品です。

第3位：JUDGE EYES：死神の遺言（JUDGE EYES：死神の遺言 Remastered）

　第3位は「JUDGE EYES：死神の遺言」でした。得票数は81票、得票率は10.1％となっています。

　「JUDGE EYES:死神の遺言」は、2018年にプレイステーション4で登場しました。2021年にはリマスター版「JUDGE EYES：死神の遺言 Remastered」が登場し、2021年9月24日には待望の続編「LOST JUDGMENT：裁かれざる記憶」が発売予定となっています。

　厳密には「龍が如くシリーズ」ではありませんが、龍が如くスタジオによる作品として注目を集めている作品。主人公の八神隆之は元SMAPの木村拓哉さんがモデルおよび声優を務めており、ファンからは「キムタクが如く」とも呼ばれています。

　本格リーガルサスペンスアクションというジャンルで、法廷劇と探偵要素を軸にアクション要素を加えたゲーム内容。プレイヤーはキムタクになりきって神室町を歩き回り、コンビニ店内を荒らすこともできます。

第2位：龍が如く7 光と闇の行方（龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル）

　第2位は「龍が如く7 光と闇の行方」でした。得票数は114票、得票率は14.2％となっています。

　「龍が如く7 光と闇の行方」は、2020年にプレイステーション4で登場しました。2021年にはプレイステーション5版「龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル」が登場しています。

　主人公は桐生一馬から、「龍が如く ONLINE」で主人公を務めている春日一番へと交代。発表時から大きく話題となっていました。また、バトルシステムは従来のアクション形式から、コマンド形式の「ライブコマンドRPGバトル」に。これまでのシリーズとは一線を画したナンバリング作品ですが、ゲームとしての評価は非常に高く、多くのシリーズファンから温かく迎えられています。

第1位：龍が如く0 誓いの場所

　第1位は「龍が如く0 誓いの場所」でした。得票数は311票、得票率は38.6％となっています。

　「龍が如く0 誓いの場所」は、2015年にプレイステーション4とプレイステーション3で登場。後に海外版タイトル「Yakuza 0」としてSteamやXbox Oneでも登場しています。

　シリーズ1作目「龍が如く」の過去を描いた作品で、主人公は桐生一馬と真島吾朗の2人。1988年の神室町と蒼天堀を舞台に、「カラの一坪」を巡った争いに巻き込まれていきます。シリーズ不動の人気キャラクター真島吾朗の知られざる過去や、キャラクターのギャップに多くのファンが惹き込まれたはず。