ジオン軍の残党掃討を目的とする地球連邦軍の特殊部隊「ティターンズ」と、地球連邦軍でありながら反地球連邦を掲げた「エゥーゴ」との抗争を描いた「機動戦士Zガンダム」。主人公機「Zガンダム」を中心に、数々のMS（モビルスーツ）やMA（モビルアーマー）が登場しました。

　そこで、ねとらぼ調査隊では2024年2月2日～2月8日にかけて、「『機動戦士Zガンダム』で乗ってみたいMS・MAは？」というアンケートを実施しました。

　今回は投票いただいた中から、「40代男性」と回答した人からの604票をもとにした結果を紹介します。テレビアニメ放送時は少年だった40代の男性から支持を集めたのは、どの機体だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

調査期間	2024年2月2日～2月8日
有効回答数	604票
質問	「機動戦士Zガンダム」のMS・MAで乗ってみたいのは？

第5位：リック・ディアス

　第5位は、40票を集めた「リック・ディアス」でした。型式番号はRMS-099。

　エゥーゴがアナハイム・エレクトロニクス社と合同で開発したMS。クワトロ・バジーナ大尉をはじめ、アポリーやロベルトなど、エゥーゴの歴戦パイロットが搭乗しました。厚い装甲にもかかわらず、背面にスラスター・バインダーを搭載することで高い機動性を発揮。武装も多彩で、ビーム・ライフルやクレイ・バズーカなど、ビーム兵器と実弾兵器の両方を備えているため、幅広い運用が可能な機体です。

　1年戦争の名機である「ガンダム」と「リック・ドム」の長所を取り入れていて、ティターンズの技師がうらやむほどの高性能を発揮した機体であるという設定も、支持を集めたのではないでしょうか。

第4位：キュベレイ

　第4位は、43票を集めた「キュベレイ」でした。型式番号はAMX-004。

　小惑星基地アクシズで開発された、ニュータイプ専用試作MS。サイコミュ・システムの小型化に成功した機体で、左右の肩に2基ずつ、合計4基のバインダーを備え、驚くべき運動性能を発揮しました。10基の無人攻撃端末「ファンネル」を用いたオールレンジ攻撃をはじめ、ビーム・ガン兼用ビーム・サーベルを備え、遠近ともに高い攻撃力を誇っています。

　作中ではハマーン・カーンの専用機として運用され、アクシズのフラッグシップ機として多大な戦果をあげた機体で、気品すら感じさせる曲線のフォルムと白のカラーリングが多くの人の心を魅了したのかもしれません。

第3位：ガンダムMk-II（エゥーゴ仕様）

　第3位は、56票を集めた「ガンダムMk-II（エゥーゴ仕様）」でした。型式番号はRX-178。

　ティターンズが試作機として開発したMSでしたが、テスト中に発生した事故に乗じてエゥーゴが奪取に成功。そのうち1機に白を基調としたカラーリングを施し、エゥーゴにて運用されました。ムーバブルフレームや全天周囲モニター・リニアシートを採用し、高い性能と操縦性を実現した機体で、「Zガンダム」が登場するまでの間、エゥーゴの主力機として活躍しました。

　後に支援機「Gディフェンサー」が開発され、合体して「スーパーガンダム」となることで、さらに高い機動性を発揮。大型のビームライフル「ロング・ライフル」も使用可能となりました。ヘッドホン型のバルカンポッドが特徴的な機体です。作中序盤では主人公カミーユ・ビダンの愛機として活躍したところも、支持を集めたのではないでしょうか。

第2位：百式

　第2位は、61票を集めた「百式」でした。型式番号はMSN-00100。

　エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による共同開発計画「Z計画」で開発された機体のひとつ。全身に施された金色の特殊塗装と、肩に描かれた「百」のマーキングが特徴的な機体です。軽量化された装甲とムーバブルフレームを採用し、最高水準の運動性を有するため操縦は困難とされていましたが、クワトロ・バジーナ大尉が見事に性能を引き出し、グリプス戦役を戦い抜きました。

　高い機動性に加え、ビーム・ライフルやビーム・サーベル、高い火力を発揮するメガ・バズーカ・ランチャーなど武装も多彩。戦場で金色に輝くヴィジュアルに、心を奪われた人も多かったのではないでしょうか。

第1位：Zガンダム

　第1位は、124票と圧倒的な支持を集めた「Zガンダム」でした。型式番号はMSZ-006。

　エゥーゴのシンボルとして、アナハイム・エレクトロニクス社との共同開発計画「Z計画」により開発された可変MS。「ガンダムMk-II」と「リック・ディアス」の長所を兼ね備え、単体での大気圏突入が可能な「ウェイブライダー」と呼ばれる巡航形態に変形できるところが特徴です。高い運動性と豊富な武装を備えた機体で、エゥーゴの主力として多大な戦果をあげました。

　後に簡易型のサイコミュであるバイオ・センサーが搭載され、さらなる性能を発揮しましたが、パイロットにかかる負担も大きなものとなってしまいました。洗練されたフォルムの美しい機体であるところも支持を集めたのではないでしょうか。

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