新世代ゲームエンジン“Unreal Engine 5”の映像に「もう映画じゃん!」「開発が加速する予感」などネットでは驚愕と喜びの声
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アメリカ合衆国のゲーム開発会社エピックゲームズが、現地時間5月13日に次世代ゲームエンジン「Unreal Engine 5(UE5)」を正式に発表。
あわせて、2020年末に発売予定であるソニーのプレイステーション5上で動作させた動画を公開しました。
UE5の発表に、ネットではどのような反応があったのかを見ていきましょう。
ネットではポジティブな反応が多数
SNS分析ツールで「Unreal Engine 5」を解析した結果、ポジティブな反応が83.7%、ネガティブな反応が16.3%と分類されました。
動画が公開された日本時間5月14日0時ごろから話題となり、1時台には1000件を超えるツイートが投稿されました。その後も話題は継続し、Twitterトレンド入りも果たしています。
ゲームエンジンとは?
ゲームエンジンとは、「グラフィックを描画する」「サウンドを再生する」「プレイヤーの操作に対応する」といった基本機能を、複数のゲームに対応するために共通化したり、ゲーム開発環境を提供したりするソフトウェアの総称です。
Unreal Engineは、ゲームエンジンの中でも長い歴史を持っており、誕生したのは1998年。世界でもっとも普及しているゲームエンジンのひとつで、実際に2020年4月にスクウェア・エニックスから発売された「ファイナルファンタジーVII リメイク」では、「Unreal Engine 4」が使われていました。
「もう映画じゃん!」UE5の映像に驚愕の声
UE5の特徴として、仮想化マイクロポリゴンジオメトリ「Nanite」や、グローバルイルミネーションソリューション「Lumen」といった技術が採用されたことも発表されました。
この2つの新技術によって、UE5では「超絶リアルなレンダリング」「自然な光源の移動や描写」といった、グラフィック全般のクオリティを飛躍的に向上させることに成功しています。
実際にUE5の動画を見たユーザーからは、その映画のようなクオリティの映像に「これが映画じゃなくてPSで動かしているゲーム!?」「もう映画じゃん!」と、次々と驚愕の声が寄せられています。
特に、Lumenによる光の描写は注目度が高く、「Lumenの光の描写特にえぐい。あれはビビる」「岩の質感や光の具合はもはや実写だね。あれがPVでなくプレイ動画とはね……」と、多くのユーザーから関心を集めていました。
デベロッパー歓喜! 粗収入100万ドルまでロイヤリティ免除
Unreal Engineは無料でダウンロードおよびインストールが可能で、だれでもゲーム開発の環境を手に入れることができます。もちろん、開発したゲームは販売することも可能です。
UE5の発表と同時に、ロイヤリティ免除の条件が変更されたことも発表されました。以前は、ゲームの粗収入が3000ドルに到達するまで定められていましたが、今回の発表では100万ドルまでと引き上げられました。また、このライセンス条項は遡って2020年1月から適用されるそうです。
このロイヤリティ免除は、ディベロッパー(開発者)にとっても大きなメリットです。ユーザーからは「太っ腹すぎませんかね?」「開発が加速する予感」といった声が寄せられています。
調査概要
調査期間 | 2020年5月14日 |
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調査対象 | |
調査件数 | 7388 件(10%サンプリング) |
調査キーワード | Unreal Engine 5 |
調査方法 | 対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析 |
備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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