【都立高校】「全日制の一般入試応募倍率」ランキングTOP30！　第1位は「立川高校 創造理数科」【2024年度入試】

　東京都が設置・運営を行っている都立高校。その数は2023年4月時点で186校に上ります。中でも全日制の一般入試応募倍率が高いのは、どの高校なのでしょうか。

　本記事では東京都教育委員会が発表したデータを基に、都立高校における全日制の一般入試応募倍率をランキングで紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう！

　なお、本ランキングは全日制の学科に対して集計を行っており、海外帰国生徒の人数を除いたものとなっています。

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著者・編集者：センター

1978年生まれ。40代で外資系IT企業を早期退職し、何故かライターに転身。阪神タイガースと初代ガンダムをこよなく愛するオッサンです。趣味はプロ野球観戦、ゲーム、一人カラオケ。好きな競走馬はタップダンスシチー。日記と脳トレが日課。

（出典元：東京都教育委員会「令和6年度 東京都立高等学校入学者選抜応募状況（最終応募状況）」）

【都立高校】「全日制の一般入試応募倍率」ランキングTOP30

第5位：豊島高校 普通科（2.27倍）

　第5位は「豊島高校 普通科」。募集人員253人に対し、志願者数は574人、応募倍率は2.27倍でした。豊島区に位置する東京都立豊島高校は、1936年に創立された東京府立第十高等女学校を前身とする高等学校。「至誠」を校訓に掲げています。

　1年次は基礎的な知識を幅広く身に付け、将来の基盤を育成。2年次に文系・理系の選択はあるものの、古典と数学Bを必修とするなど国公立大学入試（二次）に対応したカリキュラムを構築しています。進学に向けた特色ある指導や「スタディ☆ラボ」など、独自の取り組みも魅力です。

第4位：農業高校 都市園芸科（2.33倍）

　第4位は「農業高校 都市園芸科」。募集人員21人に対し、志願者数は49人、応募倍率は2.33倍でした。府中市に位置する東京都立農業高校は、1909年に創立された東京府北多摩郡立農業学校を前身とする高等学校です。

　全日制では農業に関する学科として「都市園芸科」「緑地計画科」「食品科学科」、家庭に関する学科として「服飾科」「食物科」を設置。平坦で広い本校農場と湧水や自然がそのまま残された神代農場があり、ワサビ・シイタケ・モチ米の栽培のほか、ニジマスの養殖なども行われています。

第2位：国際高校 国際科（2.42倍）

　第2位は2校が並びました。1つは「国際高校 国際科」。募集人員98人に対し、志願者数は237人、応募倍率は2.42倍でした。目黒区に位置する東京都立国際高校は、1989年に都立高校初の国際学科高校として創立された高等学校です。

　国際学科のみを設置しており、教育課程は普通教科と専門教科で構成。専門教科は国際感覚と外国語能力の獲得に重点を置き、外国語・国際理解・課題研究（総合的な学習の時間）など、特色あるカリキュラムで構成されています。「IBワールドスクール」「進学指導特別推進校」「東京グローバル10指定校」に指定されていて、外国語教育はもちろん、国際交流や海外大学への進学などにも注力している高校です。

第2位：新宿高校 普通科（2.42倍）

　同率2位に「新宿高校 普通科」も選ばれました。募集人員284人に対し、志願者数は686人。応募倍率は2.42倍でした。新宿区に位置する東京都立新宿高校は、1921年に創立された東京府立第六中学校を前身とする高等学校です。

　選択型単位制の高校で、3年間で必修科目と選択科目を学ぶのが特徴。国公立大学への進学を希望する生徒が多いため、志望大学に合わせた科目選択ができるのが魅力です。また、東京都教育委員会から国公立大学や難関私立大学への進学を実現するため、必要な学習に取り組む学校として「進学指導特別推進校」に指定されていて、学力向上に向けた進学指導を推進しています。

第1位：立川高校 創造理数科（2.71倍）

　第1位は「立川高校 創造理数科」。募集人員34人に対し、志願者数は92人、応募倍率は2.71倍でした。立川市に位置する東京都立立川高校は、1901年に創立された東京府第二中学校を前身とする高等学校です。

　2003年に東京都教育委員会から「進学指導重点校」、2018年には文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」（SSH）に指定され、さまざまな取り組みを実施しています。2022年に都立高校として初めて誕生した創造理数科は理数教育のみではなく、文理分断からの脱却を目指し、新しい価値を生み出せる人材の育成を目的としています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！

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