創業200年以上の「長寿企業」が多い国ランキング! 2位の「アメリカ」を上回る圧倒的1位は?

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 東京商工リサーチの調査によると、2020年に倒産した国内企業の平均寿命は「23.3年」(前年23.7年)だったとのことです。数十年続く企業を作るのも大変なことですが、これが「数百年続く企業」となると、どれほどすごいことか想像できるでしょう。

 今回は「創業200年を超える『長寿企業』が多い国」のランキングを紹介します。上位にはどんな国が並んでいるのでしょうか?

(出典元:「世界の長寿企業ランキング」日経BPコンサルティング)

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第3位:ドイツ(201社)

 第3位はドイツです。創業200年以上の企業数は201社。4位のイギリスが83社ですから、ヨーロッパの大国間でも大きな差があることがうかがえます。

 また、世界で最も古い上場企業があるのもドイツ。自動車部品メーカーの「SHW」は、日本の南北朝時代にあたる1365年の創業というから驚きです。もちろん、そのころはまだ自動車はなく、これは前身となる製鉄所の設立年。企業名も、「シュヴァーベン製鉄所(Schwäbische Hüttenwerke)」を略したものです。

画像は「SHW AG」公式サイトより
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第2位:アメリカ(239社)

 第2位はアメリカです。創業200年以上の企業数は239社。アメリカ自体が歴史が短い国ですが、創業する企業数も多いことから、比較的多くの企業が長寿を保っていると考えられます。

 アメリカの上場企業の中で最も歴史が長いとされるのは、1816年創業の「ヨークウォーター」。消火用の水を引くために設立された公益事業会社です。上場企業に限らなければ、オークション会社の「サザビーズ」(1744年)やタバコ会社の「ロリラード」(1760年)などがあります。

画像は「The York Water Company」公式サイトより
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第1位:日本(1340社)

 圧倒的な第1位となったのは日本。創業200年を超える企業の数は、2位以下に大差をつける1340社です。世界の創業200年以上の長寿企業に占める割合は、なんと65%にも上ります。

 日本の上場企業で最も古いのは、1586年創業の松井建設。前田利家の子・利長の命を受け、越中国(今の富山県)守山城の普請に携わったのが始まりとされています。

画像は「松井建設」公式サイトより

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