4月から順次放送が始まっている2021年春ドラマ。クライマックスが近付いてきている番組も多く、毎週ハラハラドキドキしながらテレビの前に待機している、という人も多いのではないでしょうか。

　ねとらぼ調査隊では、5月17日から5月30日まで「2021年の春ドラマで、一番輝いていると思う主演俳優は？」というテーマでアンケートを実施しました。2021年の春ドラマのなかで最も輝いている主演男優は誰だったのか、さっそく結果を見ていきましょう！

第10位：綾野剛（恋はDeepに）

　第10位は、綾野剛さん。得票数は65票でした。

　綾野剛さんが主演しているのは、毎週水曜夜10時から放送中の日本テレビ系ドラマ「恋はDeepに」。相手役の石原さとみさんとともに、W主演を務めています。綾野さん演じる蓮田倫太郎は、大企業・蓮田トラストグループの御曹司。マリンリゾート開発事業を任せられ、兄との対立を深めながらも、海中展望タワーの建設実現を目指して邁進していきます。そんな中、ある秘密を持った海洋学者の渚海音と運命的な出会いを果たし、お互い惹かれあうように。近寄りがたい雰囲気の一方で無邪気な心を持ち合わせる役を、綾野さんが魅力的に演じています。

第9位：玉木宏 （桜の塔）

　第9位は、玉木宏さん。得票数は94票でした。

　玉木宏さんが主演を務めているのは、テレビ朝日で木曜夜9時に放送中の「桜の塔」。主人公の上條漣は、刑事だった父の自殺の真相を追うべく、警察組織のトップ・警視総監に昇り詰めるため、さまざまな手段を駆使して出世の階段を駆け上っていきます。プロファイリングの能力に長けており、出世のためならどのような手段も厭わない上條を、玉木さんがクールに演じています。

第8位：横山裕 （コタローは1人暮らし）

　第8位は、横山裕さん。得票数は132票でした。

　横山裕さん主演のドラマ「コタローは1人暮らし」は、津村マミさんの同名漫画が原作のドラマ。テレビ朝日系で土曜夜11時半に放送中の番組です。横山さん演じる狩野進は、アパートにひきこもる売れない漫画家。ある日、5歳の少年・さとうコタローが隣の部屋に引っ越してきたことをきっかけに、少しずつ自堕落な生活から抜け出していきます。ぶっきらぼうだけれど面倒見の良さを発揮しているお兄ちゃんっぽさが、横山さんの雰囲気にぴったりですよね。

第7位：菅田将暉（コントが始まる）

　第7位は、菅田将暉さん。得票数は155票でした。

　菅田将暉さんが主演を務める「コントが始まる」は、日本テレビ系で土曜夜10時に放送中のドラマ。菅田さん演じる高岩春斗は、お笑いトリオ・マクベスのネタ作り担当。しかし、鳴かず飛ばずの状態が続き、結成10年の節目をきっかけに解散することを決めます。前へ進まなくてはと思いつつも、変化を恐れながら過ごす複雑な心境を持つ役柄を、菅田さんは自然体で演じています。

第6位：松坂桃李（あのときキスしておけば、今ここにある危機とぼくの好感度について）

　第6位は、松坂桃李さん。得票数は278票でした。

　松坂桃李さんはテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「あのときキスしておけば」と、NHK土曜ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」の、2つの春ドラマで主演を務めています。スーパーで働く、不運に見舞われやすい体質の心優しい青年・桃地のぞむと、大学の広報課に勤務し始めた途端に学内で起きた数々の不祥事やトラブルに巻き込まれる元アナウンサーの神崎真。異なる性格の役柄ですが、松坂さんはどちらも魅力的に演じています。

第5位：中村倫也（珈琲いかがでしょう）

　第5位は、中村倫也さん。得票数は305票でした。

　5月24日に最終回を迎えたテレビ東京系の「珈琲いかがでしょう」は、「凪のお暇」などで知られるコナリミサトさんの同名漫画を原作にしたドラマです。主演の中村倫也さんは、移動珈琲店「たこ珈琲」の店主・青山一役を務めました。自身も暗い過去を持ちながら、行く先々でその人柄と珈琲のおいしさで傷ついた人を癒していく包容力のある店主像は、中村さんにはハマり役でしたよね。

第4位：阿部寛（ドラゴン桜）

　第4位は、阿部寛さん。得票数は438票でした。

　TBS日曜夜9時のドラマ「ドラゴン桜」で、主人公・桜木建二を演じるのは阿部寛さん。2005年に放送された同名ドラマの続編にあたります。数々の高校生たちを東大に合格させた実績を買われ、桜木は龍海学園で東大合格者を出すための教育に携わることに。元暴走族という経歴を持ち、教室にテントを張って寝泊まりするなど破天荒な性格の桜木を、前作に引き続き阿部寛さんが熱演しています。

第3位：竹野内豊（イチケイのカラス）

　第3位は、竹野内豊さん。得票数は535票でした。

　竹野内豊さんにとっては11年ぶりの月9主演となった、「イチケイのカラス」。竹野内さんは、刑事裁判官である入間みちおを演じています。ゆるい空気をまといひょうひょうとした態度で周囲を驚かせますが、真実を追求することに妥協しない性格。職権を発動し、自ら現場検証を行うことも厭わない一面も。型破りだけれど憎めない、笑顔の素敵な裁判官を竹野内さんが好演しています。

第2位：吉沢亮（青天を衝け）

　第2位は、吉沢亮さん。得票数は587票でした。

　NHK大河ドラマ60作目を飾る「青天を衝け」で、日本資本主義の父とも呼ばれる渋沢栄一役を担っている吉沢亮さん。歴史上の転換点をいくつも経験しながら、日本のために尽力し続けた偉大な実業家を、チャーミングな雰囲気を醸しつつ演じています。頑固だけれど柔軟に考え方を変えられる渋沢栄一の姿は、吉沢さんの雰囲気ともピッタリ合っていますよね。

第1位：櫻井翔（ネメシス）

　第1位は、櫻井翔さん。得票数は1100票でした。

　日本テレビ系列で日曜夜10時半に放送中の「ネメシス」で、櫻井翔さんが演じるのは自称・天才探偵の風真尚希。人望に厚く知識も豊富で、身なりや身のこなしは一流探偵……に見えますが、推理についてはてんでポンコツ。そのため、広瀬すずさん演じる天才助手が導き出す推理を、まるで自分がしたかのように披露するのがお約束になっています。どことなく三枚目の雰囲気もありますが、過去のある出来事が原因で長い間苦悩しつつも、自分に出来る努力を続けてきた風真の誠実な人間性を、櫻井さんは力演しています。

コメントで多かったのは……

　また、コメントではさまざまなドラマに登場した俳優の名前が挙げられていました。特に多かったのが、「リコカツ」で北川景子さんの相手役を務める永山瑛太さんと、「着飾る恋には理由があって」で川口春奈さんの相手役を務める横浜流星さん。永山さんは堅物な自衛隊員を、横浜さんはマイペースなキッチンカーの店主をそれぞれ演じています。