【日本の城】全国の「現存天守」で、あなたが一番好きな城はどれ?【人気投票実施中】
日本国内に築かれたお城。戦国時代の最盛期にはおよそ数千から数万もの大小さまざまな城があったとされています。その中で、江戸時代までに残った城は数百カ所。そして、火災などで失われることなく、築かれた当時の天守が現在も残っているのは12城しかありません。
そこで今回は、江戸時代以前に築かれ、今もなお現存している貴重な12の城(現存天守)の人気投票を実施します。歴史のロマンを感じさせる12城の中から、あなたが一番好きな城にご投票ください。まずは投票対象となる城から、5カ所を紹介していきます。
松本城
現存天守の中で、唯一の平城に分類される長野県の松本城。黒漆塗の下見板が張られた5層6階の天守は、連結する3つの櫓とのバランスがとても優美で、正面や濠越しなど、さまざまな角度から風雅な姿を楽しめます。
犬山城
木曽川に臨む閑麗な姿から「白帝城」と雅称される愛知県の犬山城。2000年代まで個人所有だったことでも知られています。また、この城は1537年に築城されており、現存する天守の中では最古のものとされています。
姫路城
ユネスコの世界遺産にも登録され世界的にも有名な、日本を代表する城の一つである兵庫県の姫路城。5層6階地下1階の大天守に、3層の小天守3基を2層の多聞櫓で連結させた、現存では最大規模の連立式天守です。2015年に平成の大修理を終えた姫路城は、その特徴的な白亜の外壁から名づけられた「白鷺城」の雅称そのままの優美な姿で、来城者を魅了します。
備中松山城
現存天守の中で唯一の山城にして2層2階と最も小さな、岡山県高梁市にある備中松山城。1階には囲炉裏があり、2階には神々を祀った 「御社壇(ごしゃだん)」 と呼ばれる区画があるなど、古い時代の雰囲気を残しているのも特徴です。近年では、いわゆる「天空の城」として知られ、寒暖差の激しい日の朝には、雲海に浮かぶ天守を望むことができます。
松江城
2015年に国宝に指定されたことでも話題となった島根県の松江城。江戸時代初期に建造されたことを示す祈祷札が見つかったことが、指定の決め手となったそうです。地下に井戸があり、石落としが1階でなく2階に設けられるなど、実戦を意識したつくりになっているのが大きな特徴です。
まとめ
ここまで日本の「現存天守」12城から5カ所の城を紹介してきました。もちろん、このほかの現存天守も歴史ある魅力的な城ばかりです。
全国には「日本100名城」 などに選ばれている城も数多くあり、お城巡りが趣味という人も多いでしょう。コロナ禍が落ち着いたらまたお城を巡りたいという人はもちろん、戦国時代などの歴史が好きな人は、ぜひ一番好きな現存天守にご投票ください。
また、各城の魅力などもコメント欄にぜひお寄せください。アンケートへのご協力よろしくお願いします!