ねとらぼ調査隊では、2023年12月29日から2024年1月4日にかけて「子どもの名前に付けたいと思う旧月名は？」というアンケートを実施していました。

　日本では、1872年（明治5年）にそれまで使っていた旧暦（太陰暦）が廃止され、新暦（太陽暦）が採用されました。旧暦で使用されていた「和風月名（わふうげつめい）」は「旧月名」とも呼ばれ、風情のある呼び名はいまも親しまれています。

　今回のアンケートでは、合計93票の投票をいただきました。ありがとうございます！　現在でも目にすることの多い旧月名のうち、多くの人が「子どもの名前に使いたい！」と思ったのはどれでしょうか。結果を見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

第2位：葉月

　2位は「葉月（はづき、はつき）」です。得票率は21.5％でした。

　葉月は旧暦の8月の呼称で、新暦では9月頃にあたります。由来には諸説ありますが、木々の葉が落ちる「葉落ち月」が変化したという説が代表的です。

　秋を感じさせる言葉ですが、「葉」という漢字の印象から明るくみずみずしいイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。

第1位：弥生

　1位に輝いたのは「弥生（やよい）」です。得票率は29.0％でした。

　弥生は旧暦の3月の呼称で、新暦では4月頃にあたります。「木草弥生い茂る（きくさいやおいしげる）」が由来とされ、それが縮まって「弥生」に転じたと考えられています。

　「弥（いや）」には「いよいよ、ますます」という意味があるため、春の日差しを浴びて勢いよく成長していく草木をイメージさせますよね。「弥生」という名前に温かく穏やかな印象を受ける人も多いことでしょう。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！