ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の女性を対象に「優秀な生徒が多いと思う兵庫県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　地元の女性から「優秀な生徒が多いと思う」と支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

【地元の女性に聞いた】「優秀な生徒が多いと思う兵庫県の私立高校」ランキング

第2位：関西学院高等部

　第2位は、得票率15.5％の「関西学院高等部」でした。

　西宮市に位置する関西学院高等部は、アメリカの南メソジスト監督教会から派遣された宣教師によって1889年に創立された「関西学院」を起源とする高等学校。スクールモットー「Mastery for Service（奉仕のための練達）」の精神を学び、広く社会に貢献できる人間の育成を目標としています。

　静かに自分を見つめる「礼拝」や、正解なき問いに対し自ら考える力を養う「聖書科」の授業、人の尊厳を考える「人権講座」など、キリスト教を主体とした心の教育を展開。また、読書を通じて創造的探究力を磨く「読書科」の授業や、伝統的に「リベラルアーツ教育」を行っているところも特徴です。同校は関西学院大学との高大連携を行っており、定められた学業成績を満たし、人物や態度などが推薦に値すると判断された場合は、面接試験によって関西学院大学の各学部へ入学できます。

第1位：灘高校

　第1位は、得票率28.3％の「灘高校」でした。

　神戸市東灘区に位置する灘高等学校は、1927年に創立された旧制「灘中学校」を前身とする6年完全一貫教育の高等学校。「『精力善用』『自他共栄』の精神に徹した健全な社会人を育て上げる」「自主性を養い強固な信念を育てる」「質実剛健をモットーとし勤労をよろこぶ習慣を養う」をはじめ、「運動を奨励し強靭な体力と明朗闊達なスポーツマンシップを育成する」「豊かな趣味を養い高尚優雅な品性を育成する」の5つを教育方針に掲げています。

　入学時に教員たちが担任団を組み、一つのチームとして6年間その学年を受け持つ「担任持ち上がり制」が特徴。6年間を見通したカリキュラムが組めることに加え、中学から担当を受け持つことで、生徒一人ひとりに対してよりきめ細やかな指導ができるようになっています。また同校では中学3年で高校1年の内容を終え、高校2年で高校の内容を終了する授業進度の速さでありつつ、復習しながら学びを進める“らせん的”な学習を行うなど、深い学びを実現。進学校として知られ、2023年度入試では東京大学・京都大学を中心に多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

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