「国立大教授の平均年収」ランキングTOP30! 第1位は「東京大学」【2022年度版】
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現在、日本には86の国立大学があり、数多くの教職員が勤務しています。その中で教職員の平均年収が高いのは、どの大学なのでしょうか。
本記事では、文部科学省が公表しているデータをもとに、2022年度の「国立大教授の平均年収」をランキング形式で紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう!
なお本ランキングは、年俸制を除いた常勤職員のみを対象としていて、データが公開されていない東京医科歯科大学・東京工業大学・滋賀大学を除外したものとなっています。
(出典元:文部科学省「独立行政法人、国立大学法人等及び特殊法人の役員報酬及び職員給与水準(令和4年度)」)
「国立大教授の平均年収」ランキング
第5位:東京農工大学(1139.6万円)
第5位は「東京農工大学」でした。教授の平均年収は1139.6万円です。
東京都府中市に本部を置く東京農工大学は、1874年に内務省勧業寮内藤新宿出張所内に創立された「農事修学場」「蚕業試験掛」を起源とし、1949年に設置された国立大学。「使命志向型教育研究-美しい地球持続のための全学的努力」を基本理念とし、21世紀の人類が直面している課題の解決と、その実現を担う人材育成を目的としています。
東京農工大学は、教員1人あたりの学生数が9人と、少人数教育による授業を行っているのが特徴です。2022年度のデータによると、東京農工大学の教授数は99人で、平均年齢は57.7歳。年収の幅は、932.5万~1467.4万円となっていました。なお教授以外の教職員の平均年収は、准教授が938.4万円(802.1万~1042.2万円)、講師が813.7万円(726.0万~889.8万円)、助教が696.0万円(637.3万~761.7万円)となっています。
第4位:政策研究大学院大学(1150.5万円)
第4位は「政策研究大学院大学」でした。教授の平均年収は1150.5万円です。
東京都港区に本部を置く政策研究大学院大学は、1997年に日本初の本格的な政策研究・教育の拠点として設置された国立大学。「政策プロフェッショナルの養成」「学際的な政策研究の促進」「世界的な政策研究・教育拠点の形成」を目的に、政策課題を見いだし、その解決のためにさまざまな選択肢を構想できる人材を養成しています。
政策研究大学院大学は、1研究科(政策研究科)1専攻(政策研究)のみの設置ですが、多様な教育プログラム・コースが用意されていて、政策研究の進展や社会的変動に応じて柔軟に見直されているところが特徴。2022年度のデータによると、政策研究大学院大学の教授数は27人で、平均年齢は55.5歳。年収の幅は、969.3万~1337.9万円となっていました。なお、教授以外の教職員の平均年収は、准教授が954.7万円(902.7万~1060.0万円)となっています。
第3位:名古屋工業大学(1154.2万円)
第3位は「名古屋工業大学」でした。教授の平均年収は1154.2万円です。
愛知県名古屋市昭和区に本部を置く名古屋工業大学は、1905年創立の「名古屋高等工業学校」と1943年創立の「愛知県立高等工業学校」を前身とし、1949年に設置された国立大学。常に革新的な学術や技術を創造し、これからの社会の平和と幸福に貢献することを使命としています。
名古屋工業大学は工学に特化した大学で、「生命・応用化学科」「物理工学科」「電気・機械工学科」「情報工学科」「社会工学科」など、多様な学科を用意。数理・データサイエンス・AIを理解し、活用するための基礎的な能力を育成する「数理情報履修モデル」の各プログラムも魅力です。2022年度のデータによると、名古屋工業大学の教授数は108人で、平均年齢は56.5歳。年収の幅は、939.9万~1476.6万円となっていました。なお教授以外の教職員の平均年収は、准教授が947.6万円(718.8万~1064.5万円)、助教が739.3万円(694.0万~808.6万円)となっています。
第2位:東京海洋大学(1158.6万円)
第2位は「東京海洋大学」でした。教授の平均年収は1158.6万円です。
東京都港区に本部を置く東京海洋大学は、1875年創立の「私立三菱商船学校」を前身とする「東京商船大学」と、1888年創立の「大日本水産会水産伝習所」を前身とする「東京水産大学」を統合し、2003年に設置された国立大学。研究者を含む高度専門職業人の養成を軸とした、国際的に活躍する産官学のリーダーの育成を目的としています。
東京海洋大学は、国内唯一の海洋系大学として、「海を知り、海を守り、海を利用する」をモットーに教育研究を展開。教員1人あたりの学生数は9人で、きめ細やかな少人数教育を行っているところや、94.2%の高い就職率(2022年度)も魅力です。2022年度のデータによると、東京海洋大学の教授数は96人で、平均年齢は56.3歳。年収の幅は、939.5万~1392.8万円となっていました。なお教授以外の教職員の平均年収は、准教授が928.7万円(692.4万~1026.5万円)、助教が725.5万円(629.2万~794.0万円)となっています。
第1位:東京大学(1190.9万円)
第1位は「東京大学」でした。教授の平均年収は1190.9万円です。
東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創立された歴史ある国立大学。広い視野を持ち、高度な専門的知識と理解力・洞察力・実践力・想像力を兼ね備えた人材の養成を目標としています。
日本で最も歴史があり、国内最大規模の総合大学として知られる東京大学は、ノーベル賞受賞者や総理大臣をはじめ、さまざまな分野で活躍する人材を数多く輩出しています。2022年度のデータによると、東京大学の教授数は1190人で、平均年齢は55.9歳。年収の幅は、861.7万~1946.2万円となっていました。なお教授以外の教職員の平均年収は、准教授が953.0万円(678.8万~1180.0万円)、講師が867.6万円(639.5万~1031.4万円)、助教が729.3万円(598.9万~900.1万円)、助手が759.0万円(712.6万~842.7万円)となっています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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