「洗濯物が乾きにくい都道府県」ランキング 1位は「宮崎県」【2017年調査】

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 都道府県によっては梅雨入りしましたが、梅雨に気になるのは洗濯のタイミングです。「天気予報は晴れだけど大丈夫かな……?」と不安になる日も増えてきたのではないでしょうか?

 今回は、日本気象協会が2017年に調査した「梅雨時期に洗濯物が乾きにくい都道府県」のランキングを紹介します。なお、このランキングは、2012年~2016年の5月~7月の洗濯指数(洗濯物の乾きやすさ)をもとに作成されています。

(出典元:日本気象協会

画像は「写真AC」より引用
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第3位:長崎県

 第3位は「長崎県」。県土のおよそ半分を島しょが占めており、山岳地帯や丘陵地帯も多く見られます。地域によって気候には差がありますが、雨が比較的多い地域として知られます。2020年は7月30日に梅雨が明けましたが、これは平年と比べて11日遅く、統計を取り始めた1951年以降で5番目に遅い梅雨明けでした。

九十九島(画像は「写真AC」より引用)
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第2位:鹿児島県

 第2位は、種子島や屋久島など多くの離島がある「鹿児島県」。活火山が多く、温泉が豊富な土地としても知られます。台風の通り道のため日本有数の多雨地帯であり、特に屋久島は、1971年から2015年までの年平均降水量が日本平均の倍以上である4443mmを記録するなど、雨が多い地域です。

 2020年は奄美地方が7月20日に梅雨が明けましたが、これは平年より21日遅く、1951年に統計を取り始めて以来、最も遅い梅雨明けでした。

画像は「鹿児島県庁」公式サイトより引用
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第1位:宮崎県

 第1位は「宮崎県」でした。県面積のおよそ4分の3を山地が占める、高温多湿で日照が豊富な地域です。霧島山や鰐塚山があるエリアは特に雨が多い地域として知られます。2020年は7月28日に梅雨が明けましたが、これは平年と比べて14日遅く、1951年に統計を取り始めて以来、3番目に遅い梅雨明けとなりました。

鵜戸神宮(画像は「写真AC」より引用)

 ランキングTOP3がすべて九州地方という結果になりましたが、福岡管区気象台によると、梅雨時は梅雨前線や低気圧の影響を受けやすい地域のため、降水量が増える傾向にあるようです。九州の人々にとっては、洗濯物を干すタイミングを見極めにくい、つらい時期ですね。

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