ねとらぼ調査隊では、2024年2月3日から2月9日にかけて「山形県でイケてると思う街はどこ？」というアンケートを実施していました。

　現在、35の市町村に分かれている山形県。日本海側に位置し、さくらんぼの産地として名高いこの地は、蔵王、月山、鳥海山、最上川などの豊かな自然に恵まれています。江戸時代の幕藩体制のなごりから、置賜、村山、最上、庄内の4つのエリアに分かれ、それぞれに特色ある文化が根付いているのも魅力です。

　今回のアンケートでは、60代以上の男性に合計134票投票をいただきました。ありがとうございました！　山形県にある市町村のうち、多くの人が「イケてる」と思っているのはどの街だったのでしょうか。さっそくランキングを上位から見ていきましょう。

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調査概要

【60代以上の男性が選ぶ】「山形県」でイケてると思う街ランキング

第2位：鶴岡市

　第2位は、「鶴岡市」でした。日本海に面する鶴岡市は、海や山の美しい自然が魅力的な街です。四季折々のアクティビティが楽しめるのも魅力の一つで、キャンプや登山、スキーなど、訪れる人々を飽きさせません。

　鶴岡市には有名な「出羽三山」があります。「羽黒山」「月山」「湯殿山」という3つの山の総称で、古くから信仰の地として知られ、特に江戸時代以降は多くの人が訪れるようになりました。出羽三山の信仰と自然は今なお多くの人々を魅了し続けており、文化庁から「日本遺産」にも認定されています。

第1位：酒田市

　第1位は、「酒田市」でした。山形県北西部の日本海沿岸にある酒田市は、かつて北前船の寄港地として栄えた港町です。江戸時代になると、日本海の海上交易や最上川を利用した舟運の要衝として、庄内平野の米をはじめとする様々な物資が集散し、「西の堺、東の酒田」と呼ばれるほど繁栄しました。

　その酒田のシンボル的存在が、1893年に建てられた米保管倉庫「山居倉庫」です。当時の最先端技術を取り入れた木造建築で、黒漆喰塗りの外壁と白壁の土蔵が並ぶ姿は、往時の繁栄を今に伝えます。NHK連続テレビ小説「おしん」のロケ地としても有名で、酒田の豊かな米文化を伝える観光スポットとして多くの人々が訪れています。

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