「都道府県職員（大卒・一般行政職）の初任給基準額」ランキングTOP30！　第1位は「岡山県」【2022年度版】

　公務員における「一般行政職」とは、大臣や裁判官などの専門職ではなく、国家公務員なら省庁、地方公務員なら地方自治体で行政事務に従事する職種のことです。国民の生活を支え、公共や行政の改善を実行する、重要なポジションとなっています。

　そこで本記事では、総務省が公開している「令和4年4月1日 地方公務員給与実態調査結果」をもとにした、「都道府県職員（大卒・一般行政職）の初任給基準額」ランキングを紹介します。それではランキングを見ていきましょう！

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著者・編集者：センター

1978年生まれ。40代で外資系IT企業を早期退職し、何故かライターに転身。阪神タイガースと初代ガンダムをこよなく愛するオッサンです。趣味はプロ野球観戦、ゲーム、一人カラオケ。好きな競走馬はタップダンスシチー。日記と脳トレが日課。

（出典元：総務省「令和4年4月1日 地方公務員給与実態調査結果」）

「都道府県職員（大卒・一般行政職）の初任給基準額」ランキング

第2位：愛知県（19万3200円）

　第2位は「愛知県」でした。大卒・一般行政職の初任給基準額は19万3200円です。

　日本の中央部に位置する愛知県は、都市機能と自然のバランスに優れた住みやすいエリアです。三英傑（織田信長・豊臣秀吉・徳川家康）の出身地としても知られているほか、中京工業地帯の中心地として日本のものづくりをけん引。また、きしめんやひつまぶし、みそ煮込みなど、独自の食文化が根付いているところも魅力です。

　愛知県の一般行政職の平均年収は全国8位の672万7200円、平均基本給は全国23位の32万1700円。民間企業のボーナスに相当する期末手当と勤勉手当は、それぞれ90万7800円、72万4200円でした。初任給基準額の全国平均は18万7686円で、東海地方（愛知県・岐阜県・三重県・静岡県）の自治体は、いずれも全国平均を上回っています。

第1位：岡山県（19万4300円）

　第1位は「岡山県」でした。大卒・一般行政職の初任給基準額は19万4300円です。

　中国地方に位置する岡山県。瀬戸内海を臨んで四国に接していることに加え、新幹線をはじめとする鉄道や高速道路、岡山桃太郎空港など交通基盤が整備されており、交通の要衝としても重要な役割を担っているエリアです。また、温暖な気候のためフルーツの栽培がさかんで、全国一の生産量である「清水白桃」「マスカット」「ピオーネ」は、海外からも高く評価されています。

　岡山県の一般行政職の平均年収は全国11位の670万4600円、平均基本給は全国6位の32万9900円。民間企業のボーナスに相当する期末手当は95万3900円、勤勉手当は71万9700円でした。また扶養手当は、沖縄県・長崎県・鹿児島県に次ぐ全国4位（9300円）です。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！

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