「教員一人当たりの学生数が少ない国立大学」ランキングTOP30! 第1位は「旭川医科大学」【2021年度版】

ツイートする Tweet ツイートを見る
Share
LINE
hatena
Home

 日本には86の国立大学があり、数多くの教員が教育や研究に従事しています。大学を評価する指標にはさまざまなものがありますが、「教員1人あたりの学生数」もそのひとつではないでしょうか。一般的に 「教員1人あたりの学生数」 が少ない大学ほど、教員が学生に目を配りやすくなるため、教育が手厚く行われているといえるでしょう。

 そこで本記事では、大学改革支援・学位授与機構が公表しているデータをもとに、2021年度の結果をランキング形式で紹介します!

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

(出典元:大学改革支援・学位授与機構「国立大学法人の財務等」

advertisement

「教員一人当たりの学生数が少ない国立大学」ランキング

画像:PIXTA
advertisement

第2位:滋賀医科大学(2.9人)

画像:滋賀医科大学

 第2位は「滋賀医科大学」で、教員一人当たりの生徒数は2.9人でした。

 滋賀県大津市に本部を置く滋賀医科大学は、1974年に開校した国立大学。医学・看護学の教育研究に取り組む大学で、信頼される医療人の育成や、特色ある研究の発信、全人的医療の提供などを使命に掲げています。

 滋賀医科大学は、2023年5月時点で、学部生・大学院生合わせて1132人に対し、教職員は1418人となっており、手厚い教育研究環境を実現。2022年度の医師・看護師の国家試験合格率は全国平均を上回り、保健師・助産師の合格率は100%を達成しました。また、「THE日本大学ランキング2023」では、「教育リソース」の指標で国内271大学中8位になるなど、充実した教育・研究環境が評価されています。

advertisement

第1位:旭川医科大学(2.8人)

画像:旭川医科大学

 第1位は「旭川医科大学」で、教員一人当たり生徒数は2.8人でした。

 北海道旭川市に本部を置く旭川医科大学は、医師不足の解消のため、1973年に新設国立医科大学のひとつとして創設された国立大学です。高度な知識・技術を持つ研究者や、地域医療への従事者、国際社会に貢献する医師や看護職者の養成に取り組んでいます。

 旭川医科大学では、各学科・各学年にそれぞれ1人の学年担当教員を配置。加えて医学部では、メンター教員と地域枠の学生がグループとなって学習を進める「地域学生のキャリア支援メンター制度」を導入しています。また、看護学科の1・2年次では、少人数の学生に対し教員を1人配置する「グループ担任制度」も導入し、学生をサポートする体制が整備されています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

関連タグ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「大学」のアクセスランキング