【難読地名】「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名はどれ?【人気投票実施中】
九州の都市・福岡市を抱える福岡県。玄界灘や有明海、豊前湾に囲まれた福岡県にはさまざまな由来を持つ自治体名があり、中には読み方が難しく初見では分からないようなものもあります。
そこで今回は、「地元民しか読めないと思う福岡県の市町村」というテーマでアンケートを実施します。あなたが特に読み方が難しいと思う自治体名に投票してください。まずは、福岡県内の3つの市について解説します。
大牟田市
福岡県の南西端に位置する大牟田市(おおむたし)。「月が出た出た、月が出た、三池炭鉱の上に出た」と炭坑節に歌われる三池炭鉱に代表される通り、かつては炭鉱の町として発展しました。また、江戸時代には立花家1万石の三池藩がありました。福岡(天神)からは大牟田駅を終点とする西鉄天神大牟田線が出ているので、福岡に住んでいる人にはおなじみの地名かもしれませんね。
直方市
直方市(のおがたし)は遠賀川に沿って広がる筑豊平野のほぼ中央にあります。市の南部は工業地帯となっている一方、東部や西部には住宅街が形成されています。市の名前は江戸時代前期~中期に存在した福岡藩の支藩「直方藩」が由来。当初は陣屋の置かれた村の名前から「東蓮寺藩」と呼ばれていましたが、後に藩内の「直方(能方)村」の読みを取り、中国の古典『易経』にちなんで縁起の良い「直方」の字を採用したとされています。
嘉麻市
福岡県のほぼ中央に位置する嘉麻市(かまし)は、2006年に山田市・碓井町・稲築町・嘉穂町の1市3町が合併して新しく誕生しました。面積の約72%が森林や耕作地で、2021年に「アウトドアシティ宣言」を発表するなど豊かな自然が魅力です。市名の由来は、周辺一帯にあった嘉麻郡から。嘉麻郡の名は713年(和銅6年)に命名されたといわれており、由緒ある地名です。
「地元民しか読めない」と思う福岡県の市町村名は?
福岡県の市町村名で、特に読み方が難しいと思うのはどこですか? 投票の際にはぜひ、それぞれの市町村のイメージや魅力などについてもコメントでお寄せ下さい。たくさんの投票とコメントをお待ちしています!
参考
- 大牟田市のあゆみ(大牟田市)
- 大牟田市の位置(大牟田市の位置)
- 三井三池炭鉱史話(三井広報委員会)
- 三池領・藩設立400年記念イベントについて(大牟田市)
- 路線図(西鉄)
- 広さ・位置(直方市)
- 市名の由来(直方市)
- 嘉麻市の紹介(嘉麻市)
- 「嘉麻市観光まちづくり協会」公式サイト
- 市長の部屋(嘉麻市)