「豊かな国」ランキングTOP30！　第1位は「スイス」【2024年最新調査結果】

　国連開発計画（UNDP）は、世界各国の国民の豊かさを示す「人間開発報告書」の最新版を発表しました。報告書では、国民1人あたりの総所得や教育、平均寿命などを基に「人間開発指数（HDI）」を算出し、国の暮らしの豊かさの指標としています。

　どのような国が上位にランクインしているのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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著者・編集者：センター

1978年生まれ。40代で外資系IT企業を早期退職し、何故かライターに転身。阪神タイガースと初代ガンダムをこよなく愛するオッサンです。趣味はプロ野球観戦、ゲーム、一人カラオケ。好きな競走馬はタップダンスシチー。日記と脳トレが日課。

（出典元：UNDP「Human Development Report 2023-24」）

「豊かな国」ランキング

第2位：ノルウェー

　第2位は「ノルウェー」でした。総合スコアは0.966。

　北ヨーロッパのスカンディナビア半島の西側に位置するノルウェーは、1905年にスウェーデンから独立した立憲君主制国家です。豊かな自然に恵まれていて、山岳氷河やフィヨルドの多いところが特徴。伝統的な海洋国家で漁業はもちろん、造船・海洋運搬産業のほか、北海の油田・天然ガスを元にした石油関連事業や、森林資源を使った木材産業なども活発に行われています。

第1位：スイス

　第1位は「スイス」でした。総合スコアは0.967。

　ヨーロッパ中部に位置するスイスは、ドイツ・フランス・イタリア・オーストリア・リヒテンシュタインに囲まれた内陸国です。マッターホルンに代表される雄大な自然に恵まれているほか、時計などの精密機器や産業用機械、製薬や化学などの技術レベルも非常に高く、チューリッヒやジュネーブは世界的な金融センターとして知られています。

　世界全体で見ると、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2020年と2021年に「人間開発指数（HDI）」は急激に低下。先進国の多くが評価を戻した反面、途上国は回復できておらず、格差の二極化の進行が懸念されます。

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