【デジタルカメラ】メーカー人気ランキングTOP10! 第1位は「PENTAX/RICOH」に決定!【2021年最新投票結果】
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5月14日から5月27日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたの好きな『カメラメーカー』はどこ?」というアンケートを実施していました。
投票対象は、デジタルカメラを製造している主要メーカー10社。好きなメーカーが選択肢にない場合は「その他」として投票していただき、コメントでメーカー名を教えてもらいました。
今回のアンケートでは、総数1万379票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:Hasselblad(ハッセルブラッド)
第10位は「Hasselblad(ハッセルブラッド)」でした。得票数は33票、得票率は0.3%となっています。
ハッセルブラッドはスウェーデンの名門カメラメーカーです。高級カメラとして知られており、アポロ計画で使われたカメラとしても有名。2017年1月には、ドローンメーカーのDJIに買収されました。現在はフルサイズ機よりもさらにセンサーサイズの大きな「中判ミラーレス一眼」の製造を主に行っています。
第9位:Leica(ライカ)
第9位は「Leica(ライカ)」でした。得票数は150票、得票率は1.4%となっています。
ライカは言わずと知れたドイツの名門光学機器メーカーです。「ライカレンズ」やスマートフォンのカメラとしてもおなじみですね。現在は、フィルム時代から続く伝統のレンジファインダー「Mシステム」や、コンパクトで無駄のないデザインの「Sシステム」といったカメラを手がけています。
第8位:SIGMA(シグマ)
第8位は「SIGMA(シグマ)」でした。得票数は224票、得票率は2.2%となっています。
シグマは日本の光学機器製造メーカーです。ほとんどの製品が福島県の会津工場で生産されており、世界中のユーザーに愛用されています。レンズの印象が強いシグマですがカメラ本体も手掛けており、最小・最軽量クラスのフルサイズミラーレスカメラ「fp」や、レンズ一体型でQuattroセンサーを搭載した「dp Quattroシリーズ」などを発売しています。
第7位:Panasonic(パナソニック)
第7位は「Panasonic(パナソニック)」でした。得票数は487票、得票率は4.7%となっています。
家電メーカーという印象が強いパナソニックですが、実は世界で初めて、ミラーレス一眼を発売した先駆者でもあります。ミラーレス一眼用の規格「マイクロフォーサーズシステム」をオリンパスと共同開発したことで知られるほか、シグマやライカなどと共通したフルサイズミラーレス用レンズマウントである「ライカLマウント」を採用したカメラも製造しています。
第6位:FUJIFILM(フジフィルム)
第6位は「FUJIFILM(フジフィルム)」でした。得票数は1000票、得票率は9.6%となっています。
昔からフィルムをつくり続けてきたフジフイルムのカメラは、色の再現性に定評があります。その鮮やかな色表現に魅入られた人は数知れず。いかにもカメラらしいシックでコンパクトなデザインもあって、一度好きになったら離れられない魅力があります。主力となるFUJIFILM Xシリーズのほか、2017年には国内初となる中版ミラーレス一眼「GFX 50S」も発売されました。
第5位:OLYMPUS(オリンパス)
第5位は「OLYMPUS(オリンパス)」でした。得票数は1027票、得票率は9.9%となっています。
フィルムカメラ時代からの老舗であるオリンパス。独自規格であるフォーサーズおよびマイクロフォーサーズシステムを採用したカメラで知られており、本格派の「OM-D」シリーズと、かわいいデザインで女性に人気の「PEN」シリーズを二本柱としています。
なお、オリンパスは2020年6月にカメラ事業を売却し、市場から撤退することを発表しましたが、その後、同社の映像事業部門が分離・独立したOMデジタルソリューションズがカメラ事業を承継。「オリンパス」ブランドも当面の間は維持されることとなり、ホッと胸をなでおろしたファンも多かったのではないでしょうか。
第4位:SONY(ソニー)
第4位は「SONY(ソニー)」でした。得票数は1369票、得票率は13.2%となっています。
ひと昔前は「ソニーがカメラ?」と首を傾げる人がいましたが、そんな時代はすでに終わりを告げました。ソニーは世界初となる35mmフルサイズのミラーレス一眼カメラ「α7」の成功により、主要なカメラメーカーとして大きく飛躍。今やフルサイズのミラーレス一眼ではトップシェアを誇ります。
また、往年のファンからはミノルタ(現:コニカミノルタ)の遺伝子を受け継ぐメーカーとしても知られています。2021年3月にはシリーズ初のフラグシップモデル「α1」も発売されました。
第3位:Canon(キヤノン)
第3位は「Canon(キヤノン)」でした。得票数は1372票、得票率は13.2%となっています。
キヤノンは日本の大手精密機器メーカーで、カメラの分野ではフィルムカメラ時代からのトップブランドです。現在は一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラの「EOSシリーズ」、コンデジの「PowerShotシリーズ」が主力。特にファミリー層向けのエントリーモデルのラインアップが豊富で、初めて使うデジタルカメラとしても適しています。
第2位:Nikon(ニコン)
第2位は「Nikon(ニコン)」でした。得票数は2024票、得票率は19.5%となっています。
ニコンは日本の光学機器メーカーで、キヤノンと双璧をなす老舗。2018年にニコン初となるフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ「Z7」「Z6」を発売し、ファンを歓喜させました。特に上級者向けモデルのクオリティーに定評があり、自分の目で見た風景のように自然な色味の写真を撮影できるとユーザーから好評を得ています。
コメントでは「堅実で信頼性がある」「ニコン F3は個人的に世界一カッコいいカメラだと思います」「シャッターの感触や音、ダイヤルの操作感などで愛着が湧くのはニコンの製品」といった声が寄せられていました。
第1位:PENTAX/RICOH(ペンタックス/リコー)
そして。第1位となったのは「PENTAX/RICOH(ペンタックス/リコー)」でした。得票数は2665票、得票率は25.7%となっています。
ペンタックスは1919年から続く老舗メーカーで、国産初の一眼レフ「アサヒフレックス I」を発売した、一眼レフカメラのパイオニア。現在はリコーイメージングのブランドとなっています。他のメーカーが次々とミラーレス一眼を展開する中、ペンタックスは今後も一眼レフを作り続けていくと表明しており、その執念ともいえる光学ファインダーへのこだわりからも、ファンに根強く愛されているメーカーです。
コメントでは「ユーザーの資産を見捨てない企業だからこそ、ユーザーも企業を見捨てないのだと思う」「ファインダーとシャッター音に魅せられて以来、30年以上ペンタックスを使い続けています」など、ペンタックス愛を感じる声が非常に多く見受けられました。
また、2021年4月に発売されたAPS-C機「K-3 Mark III」を高く評価する声が多く「K-3 Mark IIIが発売されたことで企業のやる気を感じたのでホッとした」「コンパクトで操作がしやすく、光学ファインダーが明るくて見やすいので撮影が楽しい」といったコメントも寄せられていました。
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