「ガソリン代の出費が多い都市」ランキングTOP30! 第1位は「津市」【2023年版】

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 総務省統計局では、国民の家計収支の実態を把握して政策に役立てるため、全国から選ばれた世帯を対象に「家計調査」を実施しています。

 今回は公開されている2023年の年間データから、2人以上の世帯を対象とした「1世帯当たり年間の支出金額、購入数量及び平均価格」のデータをもとに、「ガソリン代の支出額が高い都市ランキング」を紹介します。なお、ランキングの対象となっている自治体は、都道府県庁所在地と政令指定都市です。また、ランキングの対象となっている品目は、自動車・オートバイなどの輸送機器の燃料で、レギュラー、ハイオク、軽油をすべて含んでいます。

 全国の都市の中で、ガソリン代の出費が多い都市はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

調査期間2023年
調査対象全国の二人以上の世帯(ただし、世帯としての収入と支出を正確に計ることが難しい世帯を除く)

(出典元:統計局ホームページ/家計調査

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「ガソリン代の出費が多い都市」ランキング

画像:PIXTA
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第2位:富山市(10万2452円)

画像:写真AC

 第2位は、富山県にある「富山市」で、年間平均支出額は10万2452円でした。

 富山市では、2006年に全国初の本格的LRT「富山ライトレール」が開業しました。その後、富山駅を中心に公共交通の利便性向上の取り組みを続けています。一方で、市民が外出する際の交通手段として、多くの人が車を選択していることが市民意識調査で分かっています。COVID-19の影響により、通勤時に車を利用する人が増えたことも、今回の結果に反映されているのかもしれません。

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第1位:津市(11万3391円)

画像:写真AC

 第1位は三重県にある「津市」で、年間平均支出額は11万3391円でした。

 「世界一短い市名のまち」としても知られる津市。市内は道路網が発達しており、主要な地区に伊勢自動車道のインターチェンジが設けられています。また、国道23号や163号、165号なども通っており、通勤や通学の足を支えています。大阪・名古屋・京都方面へのアクセスが良好なこともあり、ガソリン代の支出が高くなっているのかもしれませんね。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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