「2023年の電気代」の出費が多い都市ランキングTOP30! 第1位は「福井市」【2023年版】
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総務省統計局では、国民の家計収支の実態を把握し政策に役立てるため、全国から選ばれた世帯を対象に「家計調査」を実施しています。
今回は、公開されている2023年の年間データから、2人以上の世帯を対象とした「1世帯当たり年間の支出金額、購入数量及び平均価格」のデータをもとに、「電気代の支出額が高い都市ランキング」をご紹介します。
なお、家計調査の対象となった「電気代」は、原則として電気事業法にいう一般電気事業者が供給する電力の購入金額となっています。
全国の都市のなかで、電気代の出費が多い都市はどこだったのでしょうか。さっそく、結果を見ていきましょう。
調査概要
調査期間 | 2023年 |
---|---|
調査対象 | 全国の二人以上の世帯(ただし、世帯としての収入と支出を正確に計ることが難しい世帯を除く) |
(出典元:統計局ホームページ/家計調査)
「電気代の出費が多い都市」ランキング
第2位:松江市(20万6845円)
第2位は、島根県にある「松江市」で、年間平均支出額は20万6845円でした。
本ランキングでは、第1位の福井市をはじめ、上位には北陸地方・東北地方の自治体が複数ランクインしています。一方で、鳥取市や山口市といった山陰地方のいくつかの自治体も10位までにランクイン。松江市の年間平均気温は14.4度と比較的温暖ですが、日本海に面していることから冬には大雪になることもあり、暖房の使用と電気代が増えることもありそうです。
第1位:福井市(22万5190円)
第1位は、福井県にある「福井市」で、年間平均支出額は22万5190円でした。第2位の松江市とは2万円弱の差となっています。
2023年6月、福井県の電力供給を主にカバーする北陸電力は、「規制料金」の値上げを実施しました。これは1980年以来、43年ぶりとなるもので、市民生活にも影響が生じたと予想されます。福井県統計調査課の発行する「統計調査課通信」では、福井県の電気消費量が多い理由について、家が大きく部屋数が多いため、照明やエアコンの数が多いことなどを挙げています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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