リクルート進学総研が、高校3年生の大学に対する志願度やイメージを調査した「進学ブランド力調査2020」の結果を公開しています。今回はその中から、関東の高校生が選んだ「クラブ・サークル活動が盛んである大学（全体）」のランキングを見ていきましょう。

（出典元：リクルート進学総研）

第3位：早稲田大学

　第3位は「早稲田大学」でした。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を建学の理念として掲げ、自由と多様性を重んじている大学で、協定を結んだ他の大学の講義も単位として認める「単位互換制度」（2021年度は中止）を設けるなど、幅広い学習機会の提供に積極的です。

　また勉強はもちろん、スポーツや課外活動などにも挑戦できる機会を提供しています。強豪として知られる野球部やラグビー蹴球部、ア式蹴球部女子などをはじめ、クラブ・サークル活動が活発な大学としても知られます。

第2位：慶應義塾大学

　第2位は「慶應義塾大学」でした。福澤諭吉が設立した蘭学塾を前身としており、「智徳」と「気品」を兼ね備えた人材の育成に努めています。教員と学生どちらも、半分は教えて半分は学び続ける存在という「半学半教」の精神を重視しているのも特徴で、建学以来の“実学の精神”のもと、独自の教育・研究や活動に取り組んでいます。

　クラブ・サークル活動も盛んで、大学野球の強豪として知られる野球部や蹴球部（ラグビー部）をはじめ、400以上の公認学生団体がさまざまな分野で精力的に活動しています。

第1位：青山学院大学

　そして第1位は「青山学院大学」でした。自由かつ幅広い学問研究を通して、主体的に問題を発見・解決する知恵と力を持った人材の育成に努めている大学です。現在は「世界と未来を拓く教育」「世界をリードする研究」「世界が求める社会貢献」「世界に誇る知的インフラ」という4つを実現すべく、大学運営に取り組んでいます。

　近年のクラブ・サークル活動では、大学三大駅伝（出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝）の上位常連校として知られる陸上競技部の活躍などが有名です。そのほかにも、Bリーグの選手を多数輩出したバスケットボール部なども強豪として知られます。

　今回の調査では、関東の高校生が選ぶ「おしゃれな大学」や「校風が良い大学」などのランキングでも第1位を獲得しています。

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