「ペットロスに耐えられる気がしない」

――「ペットロスになるのが怖すぎて、みんなどうしているんだろう?」というお話ですね。
山本: もし明日、うちのトルちゃん(飼い猫)がいなくなってしまったら、相当悲しくて立ち直れないと思うんです。漫画に描いたように、新しい猫を迎え入れたら少しは傷が和らぐのかな、とか思ったり。
――今のうちにもう一匹飼おうか悩んでいる、と描かれています。
今の子がいなくなってしまった後だと、自分もすぐにそんな(新しい猫を飼うような)気にはなれないだろうし、周りに「こいつ、代わりを用意したな」と思われるのも嫌だなって。だから先に漫画で宣言しておこうと。本当につらくてすごく悩んだ末にもう一匹飼うかもしれない、ということを。
――ペットロスによってしばらく仕事に行けなくなってしまったり、生活に支障が出てしまったりする人もいますよね。
友達にもいましたね。「もうつらいから飼わない」っていう選択をしている人もいるし。だからそこらへん、全然答えは出ていなくて。ペットを飼ってる人はみんな悩んでるんだろうな、どうしているのかな、と思います。
――トルちゃんは今15歳で、人間年齢でいうと75歳くらいとのこと。最近の様子を見て、昔と変わったなと思うところはありますか?
テンションはかなり低くなりましたね。昔は私が仕事をしていて、ペンを動かしていたりするとわーっとじゃれついてきたりしましたけど、今はしーん、って。
私が二十歳のときに、生まれたての子猫で拾ってきて、もう15年。人生の半分近く一緒にいるわけだから、いなくなるのはちょっと想像できないです。まだまだ食欲もあるし、長生きしてほしいです。

