ナンバープレートにしたらかっこいいと思う「鹿児島県の地名」は?【2024年版・人気投票実施中】
公道を走る車両に取り付ける「ナンバープレート」。通常は車やバイクを登録する管轄に属した地名がつけられるため、好きな地名を選択できるわけではありません。そういった事情から憧れている地名や、この地名のナンバープレートがあれば付けたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回ねとらぼでは、「ナンバープレートにしたらかっこいいと思う『鹿児島県の地名』は?」というテーマでアンケートを実施します。まずは投票対象から、編集部がピックアップした3つの地名をご紹介します。
投票対象の選択肢は現在交付中の【鹿児島・奄美】を除き、「e-Stat 政府統計の総合窓口」から参照しています。
鹿屋
「鹿屋市(かのやし)」は、古くから大隅地域の交通・産業・経済・文化の拠点としての役割を担っている市。農畜産業がさかんで、「かのや豚ばら丼」や「かのや紅はるか」といった名物グルメもたくさんあります。
「鹿屋」という地名は、平安時代中期の辞書にも見られる古いもの。その由来は南九州に定住した種族の首長名「鹿文(かや)」からとする説や、大隅地方に多く生えていたとされる植物「茅(ちがや)」から、「昔は多くの鹿が生息していたから」などさまざまな説があります。
指宿
薩摩半島の最南端に位置する「指宿市(いぶすきし)」。錦江湾や東シナ海に面し、開聞岳を望む風光明媚な地域です。天然の砂むし温泉でも知られる指宿温泉には、毎年約400万人の観光客が訪れるそうです。
「指宿」は郡名で「揖宿郡(いぶすきぐん)」と書き、平安時代には「以夫須岐(いふすき)」と表記されていました。また、お湯の豊かな宿として古くから「湯豊宿(ゆほすき)」とも呼ばれていたそうです。
霧島
鹿児島県本土のほぼ中央部に位置する「霧島市(きりしまし)」。高千穂峰を含む霧島連山や火口湖などの大自然、個性に富んだ多数の温泉地が魅力です。霧島の黒豚や焼酎など、見逃せないグルメも盛りだくさん。
「天孫降臨神話」に登場する神々が、外界を覗いた際に見つけた“霧に煙る海に浮かぶ島”、これが霧島の由来だといわれています。「霧島」という字面や響きもなんだかかっこいいですよね。
ナンバープレートにしたらかっこいいと思う「鹿児島県の地名」は?
ここまで、鹿児島県の中から3つの地名をご紹介しました。ほかにも、歴史や神秘さが感じられるかっこいい地名が多くありますよね。投票した地域への思い入れや、地名に抱いた印象などのコメントもお待ちしています。それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします!
参考
- 鹿屋市の住みやすさ(鹿児島で注文住宅!「私ナイズ」な家作りマニュアル)
- 鹿屋伝(鹿屋市)
- 指宿ってこんなところ(いぶすき暮らし)
- 地名の由来(鹿児島県)
- 悠かなる時の流れと、大いなる自然の恵み(公益社団法人 霧島市観光協会)
- 天孫降臨神話(霧島市)