「法曹界を描いた映画」ランキングTOP10! 弁護士が選ぶ1位は「それでもボクはやってない」【2021年最新調査結果】

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 弁護士ドットコムが運営する弁護士や法曹関係者向けのメディア「弁護士ドットコムタイムズ」では、会員の弁護士に対し「弁護士が選ぶ法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」のアンケートを実施。その結果を発表しました。

 今回は、「映画部門」の結果を見ていきましょう。なお、選択肢は「法曹」「法廷」「法律事務所」を描いた映画のうち、「弁護士ドットコムタイムズ」が厳選した邦画21作品、洋画30作品で、1人につき5作品まで選択可能となっています。

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第3位:半落ち

 第3位は「半落ち」。得票数は64票でした。

 横山秀夫さんの同名小説を原作とした映画で、2004年に映画化されました。「アルツハイマー病に侵された妻を殺した」と自首してきた警察官を、寺尾聰さんが演じています。彼が殺人を犯してから3日目に出頭してきたのはなぜか、という謎を軸に、刑事や検事、新聞記者などがそれぞれの立場で「空白の2日間」の真実を追い求めていきます。

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第2位:十二人の怒れる男

 第2位は「十二人の怒れる男」。得票数は133票でした。

 1957年にアメリカで公開された映画で、父親を殺した少年の裁判に関わる陪審員たちの姿を描いています。少年の有罪を裏付ける証拠や証言があったため陪審員のほとんどが少年の有罪を信じていましたが、1人の陪審員だけが無罪を主張。蒸し暑い密室で12人の男たちが汗だくになりながら繰り広げる討論を軸とした会話劇は、いつ見ても色あせません。

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第1位:それでもボクはやってない

 そして第1位は「それでもボクはやってない」でした。得票数は204票。

 2007年に公開された映画で、監督を務めたのは「Shall we ダンス?」「カツベン!」などを手掛けた周防正行さんです。ある日、満員電車のなかで痴漢に間違えられ逮捕されてしまった青年、そしてその家族や支援者たちによる真実を明らかにするための戦いが克明に描かれています。実際に起きた数々の事件をモチーフとしており、「いつ自分の身に起きてもおかしくない」と思わせるほどリアリティのある描写は、ぞっとする恐ろしさを感じさせます。

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