最も多く漏洩した「日本人のパスワード」ランキングTOP30 1位は「123456」【2020年版】

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 近年では、多種多様なウェブサービスの増加によって、個人が複数のアカウントを管理する状態が当たり前といっても過言ではなくなっています。特にコロナ禍の影響からテレワークを実施する企業が一気に増加したことで、プライベートなアカウントだけでなく、業務用のアカウントも増えたという人も多いのではないでしょうか。そんな中、アカウントの管理が乱雑になってくると、心配なのがパスワードの漏洩でしょう。

 そこで今回は、ソリトンシステムズの資料ともとに、2020年に漏洩した「日本人のパスワード」のランキングを紹介します。

 なお、ここで取り上げる「日本人のパスワード」とは、日本国内のサイトで使用されているパスワードおよび「.jp」ドメイン付帯のパスワードのこと。それらの漏洩したパスワードで、最も多く使われていたのはなんだったのか。結果を見ていきましょう。

(出典:ソリトンシステムズ「日本人のパスワードランキング2020」

画像は写真ACより
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第3位:asdfghjk

 第3位は「asdfghjk」でした。こちらは一見複雑そうなパスワードに見えますが、実はキーボードの配列を左から順に入力しただけのごく単純なもの。ほかにもキーボードの配列を順に入力しただけのパスワードはたくさん漏洩しており、「qwerty」「1qaz2wsx」「zxcvbnm」など、似たような作りのパスワードも30位以内に多数ランクインしています。

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第2位:password

 第2位は「password」でした。文字通り「パスワード」のアルファベットをそのまま入力しただけのものです。このパスワードは誰からみても漏洩の危険性が高いものと思われますが、やはり単純で記憶しやすいからか、依然として多くの人に使用される傾向にあるようです。

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第1位:123456

 第1位は「123456」でした。パスワード管理関連サービス「NordPass」を提供するパナマNordVPN社は「2020年最も危険なパスワード200」を公開していますが、こちらのランキングでも同パスワードが1位となっています。

 このほかにも、「12345678」(4位)や「123456789」(5位)などが上位にランキングしており、単純な数字だけのパスワードがいかに危険かがわかります。

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さらには人名や製品名を用いたパスワードも

 ほかにも、日本人ならではのパスワードとして、「nakamura」「takahiro」といった苗字や名前に関するものや、トヨタ自動車のスポーツカー「スープラ」を意味する「jza90supra」などもランクインしていました。この機会に、ご自身のパスワードは安全かどうか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。

 ほかにはどのような漏洩パスワードがランクインしていたのか、気になる人は次のページからご覧ください!

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