2024年6月22日から6月29日まで、ねとらぼでは「『地元民しか読めない！』と思う大阪府の市町村名は？」というアンケートを実施していました。

　関西を代表する都市の一つで、名所や名物も多い大阪府。府内にはパッと見て読めないような地名も多く、クイズ番組の問題になることもあります。

　今回のアンケートでは計654票の投票をいただきました。ご投票ありがとうございます！　数ある大阪府の市町村名の中で「地元民しか読めない！」と思われているのは、どこだったのでしょうか？　さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

【難読地名】地元民しか読めないと思う「大阪府の市町村名」ランキングTOP31

第2位：枚方市

　第2位は「枚方市」（ひらかたし）。得票率は11.8％でした。大阪府の北東部に位置する枚方市は、2023年5月時点で約40万人が暮らす中核市です。大阪市と京都市のほぼ中間に位置し、1960年代からベッドダウンとして発展した歴史があります。

　枚方市の有名スポットといえば、「ひらパー」の愛称で親しまれている「ひらかたパーク」。現在は元V6の岡田准一さんがイメージキャラクターの「ひらパー兄さん」を務め、知名度アップに貢献しています。

　枚方という地名の由来ははっきりしないものの、奈良時代に成立した『日本書紀』や『播磨国風土記』に記されていることから、由緒ある地名であることがうかがえます。

第1位：交野市

　第1位は「交野市」（かたのし）。得票率は26.9％でした。大阪府の北東部に位置する酢交野市は、約7万7000人が暮らす市です。

　交野市は「星のまち☆かたの」をキャッチフレーズにしており、在原業平が現在も市内を流れる天野川を七夕伝説で知られる天の川になぞらえて詠んだことから、「七夕の里」と呼ばれるようになったそうです。

　「交野」の地名は、かつて肩野物部（かたのもののべ）氏が開拓指導・支配したことが由来とされています。平安時代には「人が行き交う野」「生き物が行き交う野」といった意味で「交野」の字が使われるようになったそうです。

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