「有給休暇の取得率が低い国・地域」ランキングTOP11! 第1位は「日本」【2023年最新調査結果】

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 エクスペディアでは、世界11の国・地域を対象に、2024年3月26日〜4月3日の期間で有給休暇に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。本調査は今年で24年目となるもので、世界中の人々のワークライフバランスを調査する目的で行われています。

 今回はその中から「有給休暇の取得率が低い国・地域」のランキングを紹介します。世界の国や地域のうち、有給休暇の取得率が低いのはどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

調査期間2024年3月26日〜4月3日
調査対象アメリカ、イギリス、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、香港、シンガポール
有効回答数1万1580人

(出典元:エクスペディア 世界11地域 有給休暇・国際比較調査2024を発表 – Expedia JP Stories

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「有給休暇の取得率が低い国・地域」ランキング

画像:写真AC
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第2位:ニュージーランド(86%)

画像:写真AC

 第2位には、2つの国がランクインしました。1つ目が「ニュージーランド」です。有給休暇の支給日数は平均21日間、そのうち平均18日間を取得し、取得率は86%となっています。

 有給休暇を毎月取得する人は3%となっていることから、有給休暇を使うときはまとまった休暇が欲しいときなのかもしれません。また「休み不足を感じていない」と回答した人は45%、直近の休暇で「リフレッシュできた」と回答した人は56%と、十分な質と量の休暇をとれていると思っている人が少なくないようです。

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第2位:オーストラリア(86%)

画像:PIXTA

 第2位の2つ目は「オーストラリア」です。ニュージーランドと同じく、有給休暇の支給日数は平均21日間で、そのうち平均18日間を取得。取得率は86%でした。

 休み不足を「感じていない」と回答した人の割合は43%、直近の休暇で「リフレッシュできた」と回答した人の割合は54%と、休暇の量や質について、じゅうぶんだと感じている人は半数ほど。「毎月有給休暇を取得している」と回答した人は2%と11地域の中で最も低く、まとまった休暇を取得する人が多い傾向にあることがわかります。

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第1位:日本(63%)

画像:写真AC

 第1位は「日本」で、有給休暇の取得率は63%でした。有給休暇の支給日数の平均は19日間で、そのうち平均で12日間の有給休暇を取得。2位以下は90%に近い取得率となっており、20ポイント以上の差があることになります。

 有給休暇を取得しない理由について、最も多かったのは「仕事の都合上難しいため」、「緊急時に取っておくため」といった回答でした。また、日本で働く人の47%が「休み不足を感じていない」とも回答しています。ただ、「毎月有給休暇を取得している」と回答した人の割合も世界で最も多く、短い休暇を定期的に取るという特徴があるようです

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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