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 「APEX」は、人気FPSタイトルの中でも特にチート使用者の報告が多く、Twitterではチート関連のワードが何度もトレンド入りしています。日本時間6月29日には、海外の名門プロゲーミングチーム「NRG ESPORTS」に所属するSweetDreamsさんが、ハッシュタグ「#SaveApexRanked」(エーペックスのランクを救え)を付けて自身の見解をツイートするなど、多くのインフルエンサーがチート使用者の多さに懸念を示しています。

 一方で、ゲームセキュリティソフト「Riot Vanguard」を採用している「VALORANT」は、チート使用者の報告が非常に少ないことでも有名。筆者はサービス開始時からプレイしていますが、チーターと疑うようなプレイヤーには全く遭遇していません(相手が上手すぎてチーター扱いしたくなる時はある)。また、対戦中にチート使用者が検出されると画面が切り替わり、「チート使用者を検知しました」と表示されて対戦が強制終了されるシステムなのですが、その画面を見たのも1度だけです。

 自分の実力を試したいプレイヤーにとって、ランクマッチ(コンペティティブ)におけるチート使用者は本当に厄介な存在です。これだけ競技性の高いタイトルでチート使用者が少ないということは、プレイヤーは安心して自分の実力を試し、スキルを向上させることができるということ。結果的に長くプレイされるタイトルとなり、競技シーンもより活性化してゆくでしょう。

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世界大会の視聴者数は全世界100万人以上

画像は「Twitch」より引用(4:18:02)

 「VALORANT」はサービス開始から1年でありながら、猛烈な勢いで注目を集めているゲームです。4月29日から開催された国内大会「2021 Valorant Champions Tour – Challengers Japan Stage2」では最大同時視聴者数12万人を超え、5月30日にアイスランドのレイキャビクで行われた世界大会「2021 VALORANT Champions Tour Masters – Stage2」決勝では全世界100万を超える人びとが同時視聴していました。

 また、国内ではプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)」が主催する大会「Crazy Raccoon Cup VALORANT(通称、CRカップ)」も大きな盛り上がりを見せており、「VALORANT」の人気に拍車をかけています。

 CRカップは世界大会に出場した「Crazy Raccoon」や、国内強豪チーム「ZETA DIVISION(元Absolute JUPITER)」「FAV gaming」の選手が中心となり、元プロゲーマーや配信者が集う招待制の大会。FPSに精通した配信者たちが集うドリームマッチであり、Twitterではハッシュタグ「#CRカップ」や選手の名前がトレンド入りするなど、SNSも含めて大きな盛り上がりを見せました。自分の好きな配信者がCRカップに出場していたことで「VALORANT」に興味を持った……そんな人も少なくないでしょう。

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「VALORANT」の未来

 サービス開始から1年足らずで爆発的な注目を集めている「VALORANT」。今の盛り上がりを見ていると、これからも新規プレイヤーがどんどん増えていきそうですね。また、6月2日にはモバイル版となる「VALORANT Mobile」が発表されました。詳細はまだ不明ですが、どのような展開が起きるのか非常に気になるところです。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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