ねとらぼでは、2024年4月20日から4月27日にかけて、「『地元民しか読めない！』と思う千葉県の市町村名は？」というアンケートを実施しました。

　「地元民しか読めない！」という声が多かったのは、千葉県のどの市町村名だったのでしょうか。本記事では、寄せられた投票のうち「40代女性」の結果に絞ったランキングを紹介します。それでは、結果を見ていきましょう。

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調査概要

【難読地名】「地元民しか読めない！」と思う千葉県の市町村名ランキング

第2位：印旛郡酒々井町

　第2位は「印旛郡酒々井町」でした。「印旛郡酒々井町（いんばぐん しすいまち）」は千葉県北部に位置し、1889年の町村制施行以来、一度も名称変更も合併もせずに存続しています。

　「酒々井町」という名称は、古くから伝わる「酒の井伝説」に由来するそうです。親孝行の息子が父親のためにくんだ井戸水が本物の酒になったという伝説で、話が広まり村の名前も「酒々井」になったといわれています。「酒々井」の「しすい」という読み方は独特で、読みにくいと思った人も多いのではないでしょうか。

第1位：匝瑳市

　第1位は「匝瑳市」でした。「匝瑳市（そうさし）」は千葉県北東部に位置する市で、2006年に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生した街です。住民アンケートで、両市町の旧郡名である「匝瑳」が支持を集め、市名に選ばれました。

　「匝瑳」の語源は明確ではありませんが、「さふさ」という古い地名に縁起の良い漢字を当てたものともいわれています。どちらの漢字も日常生活ではほとんど見かけない字なので、「地元民しか読めない」と思った人は多いのではないでしょうか。

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