名前がかっこいいと思う「九州地方の旧国名」は?【2024年版・人気投票実施中】
かつて使われていた「旧国名」には長い歴史があり、今でもその名が残されている地名や伝統工芸品などもあります。響きや漢字がかっこいい旧国名が多く見られるため、歴史ロマンを感じる人が多いのではないでしょうか。
今回はそんな旧国名をテーマに、「名前がかっこいいと思う『九州地方の旧国名』は?」というアンケートを実施します。九州地方の旧国名の中で、名前がかっこよく感じるものにご投票ください。
※今回のアンケートでは九州地方の旧国名に加えて、壱岐・対馬・琉球も選択肢に加わっています。
筑前
「筑前(ちくぜん)」は現在の福岡県北西部で使われていた旧国名。元々は「筑紫国(つくしのくに)」と呼ばれる1つの国でしたが、7世紀頃に筑前国と筑後国に分けられた歴史があります。「筑紫」の国名の由来は定かではなく、「尽(つくし)」という語に起因した説など、複数あるようです。
筑前といえば、福岡県の郷土料理として親しまれている「筑前煮」が有名ですよね。筑前煮にはさまざまな食材が使われることから、「よせ集める」という意味の方言「がめくりこむ」にちなんで“がめ煮”とも呼ばれています。
日向
「日向」は現在の宮崎県を含む南九州地域で使われていた旧国名。読み方は定まっておらず、時代によって「ひゅうが」とも「ひむか」とも呼ばれています。日向には「日光が当たる場所」という意味があり、「日に向う国」の意から国名が付けられたそうです。
日向は、“ひなた”という読みで男の子や女の子の名前でも人気があるため、親しみを感じる人も多いかもしれませんね。人名以外では、宮崎県北東部にある「日向市(ひゅうがし)」や、宮崎県特産のかんきつ「日向夏(ひゅうがなつ)」などに日向の名が残されています。
薩摩
現在の鹿児島県でかつて使われていた「薩摩」は、九州地方の中でも特になじみ深い旧国名です。鹿児島県北西部にある「薩摩川内市(さつませんだいし)」や「さつま町」、特産品の「さつまいも」など、さまざまな場所にその名が受け継がれています。
名前の由来は定かではありませんが、西郷隆盛や大久保利通らが所属していた「薩摩藩」のイメージも強いため、かっこよさを感じる人も多いのではないでしょうか。
名前がかっこいいと思う「九州地方の旧国名」は?
ここまで九州地方の旧国名の中から3つを紹介しました。このほか、壱岐・対馬・琉球を含む12の旧国名を選択肢に用意しています。その中で名前がかっこいいと思う九州地方の旧国名はどこでしょうか。それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします!