【地元の30～50代に聞いた】優秀な生徒が多いと思う「大阪府の私立高校」ランキングTOP27！　第1位は「四天王寺高校」【2023年最新調査結果】（5/6）

解説

　第3位には同率で2つの高校が選ばれました。1つ目は「清風南海高校」です。高石市にある、1963年創立の高校で、1983年には中学校が併設され、中高一貫教育校となりました。「徳」「健」「財」そろった姿でルールを守り、世の中のために尽くす人間の育成を建学の精神に掲げています。

　同校は、中高の6年間を一つの流れとしてとらえ、独自のカリキュラムを実践しているのが特徴。難関国立大学への現役合格に向け、密度が高く効率の良い教育を展開しています。また、ICTを活用した授業のほか、幅広い人間性やリーダーシップを育み、学習に対するモチベーションアップのため多彩な学校行事や体験プログラムも実施しています。2024年度入試では、神戸大学・京都大学などを中心に、多くの生徒が国公立大学に現役合格しています。

解説

　2つ目の第3位は「関西大学高等部」でした。高槻市に位置する関西大学高等部は、2010年に関西大学の3つ目の併設校として創立された高校です。

　同校では、ゼミ形式で行われる独自の探究学習をはじめ、さまざまな角度から英語力と異文化理解力を深める実践的な語学教育や国際交流、海外研修などが魅力。卒業生は関西大学の各学部へ内部進学でき、関西大学に合格した後に国公立大学を受験することもできます。

解説

　第2位は、得票率9.6％の「大阪星光学院高校」でした。

　大阪市天王寺区に位置する大阪星光学院高校は、1950年に創立された男子高校です。校訓「世の光であれ」のもと、「社会を照らして多数の進むべき道を示す人物」「周囲に光を放って人々の希望となる人物」「ほのかながらもひとりの人から頼りにされる人物」の育成を目標としています。

　同校では、中高一貫教育を通して、効果的なカリキュラムを用意。各科の実験室や特別教室以外にも、進路指導や面談のための特別室など、充実した設備を活用し、生徒たちの「学ぶ意欲」を刺激する新鮮な授業を展開しています。また、オーストラリアやアメリカ・ボストンへの研修、ハーバード大生との英語交流プログラムなど、国際教育にも注力。2024年度入試では、国公立大学は京都大学・大阪公立大学、私立大学は同志社大学・立命館大学などに、多くの生徒が合格しています。