「総額1億以上」「100万円のシャンパンタワーはナメられる」 承認欲求をお金で満たす、ホストに貢ぐ女の世界(前編)【特選ねほりんぱほりん】

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 NHKの人気番組「ねほりんぱほりん」の過去放送回の中から、特に注目を集めたものを選んで紹介していく「特選!ねほりんぱほりん」。今回お届けするのは「ホストに貢ぐ女(前編)」(2018年2月7日放送)です。

 華やかな夜の世界であるホストクラブ。そこでは女性客によって多額のお金が飛び交います。そんなホストクラブに足しげく通い、数百万ものお金をお気に入りのホストに貢ぐ女性たち。彼女たちの心理や、ホストクラブの実態とはどのようなものなのでしょうか。

 お気に入りのホストに献身的に貢ぐ女性たちを暴いた今回の放送について、視聴者の感想とともに振り返っていきます。

画像は「ねほりんぱほりん」公式サイトより
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放送当時(2018年2月7日)の盛り上がり

 放送当時、最も盛り上がったのは番組後半の23時20分ごろで、ツイート数は5000を超えました。この時間は、エース(特定のホストに最もお金をつぎ込む女性)がハクをつけるために高額のブランデーボトルやシャンパンタワーを入れるという話が出て、驚きの声が多く寄せられました。

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飲まない「飾りボトル」、100万円だとナメられるシャンパンタワー

 今回登場したのは、ミクさん(10代・仮名)、ミズキさん(20代・仮名)、カヨさん(30代・仮名)の女性3人。中でも自分の担当ホスト(以下・担当)に最も多くお金を使うエースであるミズキさんのお金の使い方に注目が集まりました。イベントがある月には、300万円以上する“飾りボトル”を入れて、周囲と差をつけるそうです。この話には「すごい」「もったいない」と驚愕の声があがる一方、「勲章」「トロフィー」といった例えをする人がいました。

 また、シャンパンタワーを入れるとき「100万のものだと(安くて)叩かれるから担当が可哀想」とミズキさん。これに対して「重課金レアアイテム」「アイドルやソシャゲに通じるものある」と他のコンテンツにハマる人との共通点を見出す人も多数いました。

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風俗で働いてホストにお金を捧げる女たち

 3人の女性たちは、いずれもホストクラブで月あたり数百万円つぎ込んでいるそうです。これに「金銭感覚ぶっ飛んでる」「予想を超えていた……」と冒頭から唖然とする人が続出。特に、10代のミクさんがスタジオに登場したとき、「10代でホストクラブ……?」と驚愕すると同時に、どうやってお金を捻出しているのか疑問に思った人が多かったようです。

 聞けば、ミクさんとミズキさんは風俗で働いているとのこと。ネット上では、特にミクさんに対して「10代なら風俗やってないと無理だよね」や「ホストクラブに通う人は夜のお仕事の人が多いと聞いた」など、お金の出どころに納得した声が見られました。

 カヨさんは3人の中で唯一、風俗業ではなく、子どもをもつ専業主婦だそうで、ネット上では「子持ち主婦がその金額を動かせるのか」と疑問の声が見られました。また、「旦那のお金には手をつけていない」というカヨさんに「まぁいいか……じゃない!」とツッコむYOUさん。ネット上では同意の声が多く見られました。

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トータルでホストに1億貢いだ「エース」

 担当に最もお金をつぎ込む女性に与えられる称号“エース”。このエースであるミズキさんは、トータルで1億円以上使ったといいます。これにネット上で「ひぇぇ……」「桁が違いすぎてわけがわからない」と驚きを隠せない人たちの投稿が多数見られました。

 そのお金を稼ぐために「(風俗に)鬼出勤です」という言葉には「パワーワード」「鬼出勤って何すか」など、ワードの強さにたじろいた人も。また、ここでも「シンパシー感じる」「トップオタと似てる」とオタクに重ね合わせる人が。

 ちなみに、ホストと一晩を共にする枕営業も普通にあり、ミズキさんに至っては担当と同棲してさらにお金を貢いでいるとのこと。そこまでしてエースの座を守っていることに「謎システム」と首を傾げる声もありました。

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