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「私たちは、お金という尺度で平等なんです」

 専門学校を辞めてホストクラブに通うミクさん(10代・仮名)は、ホストにお金を使えばその分優しくしてくれるから「お金という尺度で平等」という言葉を発します。この考え方には「切ない世界観だなぁ」とため息をつく人や「ギブアンドテイクというのはわからんでもない」と納得する人など、反応はさまざま。

 また、このミクさんの発想に「(お金を使った分だけ返ってくるのは)単純なシステム」「ホストは『理想の王子様』じゃなく『正しい人間』なのか……」と感銘を受ける人もいます。その他、ミクさん自身に対して「バランスが悪いというか歪んでるというか」と認識の歪みを指摘する人などもいて、みなさんはミクさんの闇の深さを感じ取ったようです。

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厳格な家庭で育ったミズキさんの闇

 さらに、ミズキさんの話にも突然の闇がぶっこまれ、ネット上では驚くと同時に「おぅ……」と戸惑う声が多数飛び交いました。厳格な家庭に育ち、無償の愛を与えられなかったミズキさん。そして「好きって言われても何考えてるかわからない」「愛してくれる理由がお金でもその方が気が楽」と言い切る彼女に、「毒親のせいで闇落ちパターン」「親のせいで人生壊れたタイプだ」など同情の声が寄せられました。

 しかし、MCのYOUさんと山里さんはミズキさんの説明に「わかりやすい」と反応しており、ネット上でも「ミズキさん賢いな」「思わず納得しそうになった」という声が集まります。そして「無償の愛なんて言うだけ簡単」など、ミズキさんに同調する人も。

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総括

 「ホストに貢ぐ女」前編はホストクラブ通いの実態を中心に語られましたが、後編では3人の女性がそれぞれに持つ心の闇が露呈した回となりました。やはり、突き抜けた行動に出るには、バックグラウンドに何らかの問題があると納得した人が多かったです。そして、大金を湯水のように使う彼女たちへの批判はほぼ見られず、どこか歪んだ認識を持つ彼女たちの心を気遣う声の方が目立ちました。

 番組の最後では、今後彼女たちがどうするのかを1人ずつ聞いていましたが、いずれにしても最後に後悔しない道を選んでほしいものです。

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