「大東建託」は神奈川県に住む20歳以上の男女を対象に、「街の住みここち」に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。今回はその中から「住み続けたい街（自治体）」のランキングを紹介します。

　ランキングには2020年から2024年までの回答を累積したデータを使用し、回答者が50人以上の自治体を集計対象としています。多くの居住者から「住み続けたい街（自治体）」として支持されていたのはどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

調査期間	2024年2月21日～3月14日 2023年2月17日～3月15日 2022年3月8日～3月29日 2021年3月17日～3月30日 2020年3月17日～4月3日
調査対象	神奈川県居住の20歳以上の男女
有効回答数	6万6742人

（出典元：いい部屋ネット「住み続けたい街 自治体ランキング＜神奈川県版＞｜街の住みここち＆住みたい街ランキング 2024」）

【神奈川県版】「住み続けたい街」ランキング

第2位：鎌倉市

　第2位は「鎌倉市」でした。

　東京都から南西へ約50キロの位置にある鎌倉市は、市の南側には海が広がり、山が多い地形。かつて鎌倉幕府が開かれていた理由の一つが、その地形にあるともいわれています。市内には歴史的建造物や神社仏閣が多く、歴史を感じられるのも魅力です。

　一方、内陸部には閑静な住宅街が広がり、江ノ島電鉄の駅周辺には商店街も立地するなど、生活しやすい街といえるでしょう。

　居住者からは、「生活に不便を感じない」といった利便性の高さや、「海や山などの自然が多い」といった自然環境の豊かさを評価するコメントが寄せられていました。

第1位：三浦郡葉山町

　第1位は「三浦郡葉山町」。本ランキングにおいて4年連続で1位を獲得し、「街の幸福度」ランキングでも1位となるなど、居住者の満足度が高いといえる街です。

　三浦半島の西部に位置する三浦郡葉山町は、JR横須賀線や京浜急行線が走り、東京駅から約80分、横浜駅から約45分で移動可能。一方で、「日本の渚・百選」に選ばれたほど美しい葉山海岸など、美しい自然にも恵まれています。明治中期以降は「保養の町」としても知られ、著名人の別荘などが作られた地域でもあります。

　居住者からは「山・川・海など自然に囲まれているため気に入っている」「自然に恵まれていて、静かでのんびりと穏やかに暮らせる」など、その自然環境を評価する声が多く寄せられていました。

　ランキングの全順位は以下からご覧ください！

第24位：相模原市南区

第23位：川崎市麻生区

第22位：相模原市緑区

第21位：川崎市中原区

第20位：横浜市神奈川区

第19位：横浜市戸塚区

第18位：平塚市

第17位：小田原市

第16位：横浜市港南区

第15位：海老名市

第14位：中郡二宮町

第13位：横浜市栄区

第12位：中郡大磯町

第11位：横浜市青葉区