【関西地方在住者に聞いた】就職に強いと思う「薬学部がある私立大学」ランキングTOP24！　第1位は「慶應義塾大学」【2024年最新調査結果】（2/2）

解説

　第2位は東京理科大学です。得票率は9.2％でした。1881年（明治14）に創設された「東京物理学講習所」を前身とし、近代日本において東京大学と並ぶ自然科学の高等教育機関の嚆矢となりました。

　薬学部は戦後の1960年に設置され、現在は薬学科と生命創薬科学科の2学科が置かれています。両学科とも2025年4月には、東京都葛飾区にある葛飾キャンパスの新棟へ移転する予定で、分野を超えた研究者の交流・連携の促進を目指すそうです。

解説

　第1位は慶應義塾大学でした。得票率は15.3％となっています。慶應大学は福澤諭吉が1858年（安政5年）に開いた蘭学塾を起源とし、2023年で創立165年を迎えました。慶應義塾の名称は、1868年（慶応4年）に芝新銭座の新校舎が完成した際に、当時の元号をとって定められたものです。

　慶應義塾大学の薬学部は、2008年に共立薬科大学との合併によって新たに誕生しました。やはり6年制の薬学科と4年制の薬科学科があり、薬科学科は大学院への進学率が8～9割に及ぶのが特徴だそうです。卒業生は薬剤師や研究者などとして、多くの企業や研究機関に就職しています。

調査結果