【徳川十五代将軍】人気ランキング! 第1位は15代将軍「徳川慶喜」【2021年最新投票結果】

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 2021年7月17日から7月24日まで、ねとらぼ調査隊では「『徳川十五代将軍』の中であなたが一番好きなのは?」というアンケートを実施しました。

 投票対象は、「天下統一」を果たした初代将軍・家康から「大政奉還」を実施した十五代将軍・慶喜までの、徳川十五代将軍となります。今回のアンケートでは、総数1220票の投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。

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第10位:徳川家定

 第10位は「徳川家定」。得票数は21票、得票率は1.7%です。

 家定は13代将軍。黒船来航の直後に将軍に就任しました。菓子やふかし芋などを作るのが趣味で「イモ公方」と呼んだ人も。病弱で、子もできなかったので早期から後継問題が起こりました。正室と2度死別した後、「篤姫」として有名な後の天璋院を正室に迎えました。

画像は「イラストAC」より
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第8位:徳川家宣

 第8位は同率順位で2人の将軍がランクイン。うち1人は「徳川家宣」でした。得票数は25票、得票率は2.0%です。

 6代将軍・家宣は家光の孫です。叔父の綱吉とともに5代将軍の候補でしたが、5代将軍には綱吉が就任。綱吉にも跡継ぎとなる男子がなかったため、後に綱吉の養子となり、将軍職を継ぎました。「生類憐みの令」は一部を残して廃止しましたが、綱吉時代の文治政治は推進。学者の新井白石らを登用しました。また、家宣は慈悲深い人物としても知られています。

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第8位:徳川家斉

 第8位のもう1人は「徳川家斉」でした。

 家斉は11代将軍。一橋家から10代将軍家治の養子に入りました。将軍に就任すると田沼意次を解任。新たに老中首座に任命された松平定信が「寛政の改革」と呼ばれる政策を主導しました。家斉は多数の妻妾を抱え、男子26人・女子27人をもうけました。また、征夷大将軍の在任期間は1787年~1837年の50年間におよびます。

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第7位:徳川綱吉

 第7位は「徳川綱吉」。得票数は40票、得票率は3.3%です。

 5代将軍綱吉は「生類憐みの令」が有名ですね。4代将軍の兄・家綱を継いで将軍に就任。儒学を重視する文治政治を進め、治世前半は善政と称えられています。しかし、後半はだんだん極端になってしまったようです。

 コメント欄では「文治政治に転換した綱吉はもっと評価されて良いと思う」という意見がありました。

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第6位:徳川家光

 第6位は「徳川家光」。得票数は67票、得票率は5.5%です。

 家光は3代将軍。就任当初は父・秀忠が大御所として実権を握っており、秀忠の死後、改革を進めました。幕府の諸役職の確立、参勤交代の義務付け、いわゆる「鎖国」の完成などを家光が行っており、江戸幕府を完成させたと言ってもよいでしょう。

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第5位:徳川家茂

 第5位は「徳川家茂」。得票数は73票、得票率は6.0%です。

 家茂は13代将軍家定の従弟で、紀州藩主から14代将軍に就任しました。この時、後の15代将軍の慶喜も候補でしたが、血筋の近さが決め手になったようです。公武合体構想により、孝明天皇の妹・和宮の降嫁を得ました。その翌年、朝廷から求められて、将軍として家光以来229年振りに上洛し、孝明天皇に攘夷を約束。その後、第2次長州征伐のため上洛し、大坂城に滞在したまま病没しました。

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第4位:徳川秀忠

 第4位は「徳川秀忠」。得票数は80票、得票率は6.6%です。

 2代将軍秀忠。秀吉時代、畿内にいることの多い父・家康に代わって江戸城で関東領国の統治を行っていました。1603年に将軍に就任した家康が、1605年に将軍を辞任し後任に秀忠を推挙。秀忠が将軍に就任しました。将軍として、武家諸法度、禁中並公家諸法度などを発布し、幕政の基礎を固めました。

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第3位:徳川吉宗

 第3位は「徳川吉宗」。得票数は192票、得票率は15.7%です。

 吉宗は8代将軍。「暴れん坊将軍」のモデルとして有名ですね。7代将軍家継の早世を受け、紀州藩主から将軍に就任しました。「享保の改革」を通して倹約令を公布し、財政難に苦しんでいた幕府を立て直したため、江戸幕府の中興の祖と評価されています。目安箱を設置して庶民の不安の解消に努め、「公事方御定書」を作り法律を体系化。公事方御定書は、それまでは考えられていなかった「犯罪者の社会復帰」に配慮されていた点が画期的でした。

 コメント欄では「吉宗がいなかったら徳川幕府はもっと早く終わっていたかもしれない」という声がありました。

画像は「イラストAC」より
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第2位:徳川家康

 第2位は「徳川家康」。得票数は211票、得票率は17.3%です。

 関ヶ原の戦いに勝利し、1603年に江戸幕府を開いた家康。約260年におよぶ江戸時代を築きました。1605年に将軍職を秀忠に譲った後も大御所として権力を握り、特に外交を担当していたようです。

 コメントでは「当然、家康でしょう! 応仁の乱以降の戦乱の火を吹き消したのはすごい」との声が寄せられていました。

画像は「イラストAC」より
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第1位:徳川慶喜

 第1位は「徳川慶喜」。得票数は439票、得票率は36.0%です。

 15代将軍慶喜は、最後の将軍です。2021年2月から放送されている大河ドラマ「青天を衝け」で、大きく取り扱われていますね。徳川の歴代将軍の中でも、特に聡明だったことで知られています。そんな慶喜が大政奉還をしたのは30歳のとき。戊辰戦争が起こり、江戸城は無血開城で明治政府に明け渡されました。慶喜は江戸城を離れてからは静岡県で暮らし、趣味に没頭したそうです。

 コメント欄では「大政奉還して封建制を終わらせ、明治の世をもたらせたのは慶喜」などの声がありました。

画像は「イラストAC」より

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