2021年7月、リクルート進学総研が、高校3年生の大学に対する志願度やイメージを調査した「進学ブランド力調査2021」の結果を発表しました。今回はその中から、関西の文系の高校生が選んだ「志願したい大学」のランキングを見ていきましょう。

（出典元：リクルート進学総研）

第3位：同志社大学

　第3位は「同志社大学」でした。創立は1875年。「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」という3つの教育理念のもと、創立当時から学生の良心と自由を大切にした教育に取り組んでいます。学業・研究だけでなくクラブ・サークル活動もさかんで、ラグビー部などが強豪として知られます。

　文系の学部としては、文学部や社会学部、法学部などのほか、キリスト教などについて学ぶ神学部や、世界各地の文化や課題について学ぶグローバル地域文化学部、さらにデータサイエンスを用いて文化や言語・情報などの文化現象にアプローチする文理融合型の文化情報学部などがあります。

第2位：関西学院大学

　第2位は「関西学院大学」でした。「奉仕のための練達」というスクールモットーを掲げ、自分のためだけではなく、他人のためにも動ける学生の育成に努めている大学です。2021年4月に、理学部・工学部・生命環境学部・建築学部の4学部を新設し、現在は14学部・14研究科を開設しています。

　文系の学部としては、文学部や経済学部、法学部、教育学部などのほか、社会福祉などについて学ぶ人間福祉学部や、国際的な課題の解決能力や言語コミュニケーション能力を身につける国際学部などがあり、幅広い分野をカバーしています。

第1位：関西大学

　そして第1位は、13年連続で「関西大学」でした。1886年に開校した関西法律学校を前身とする実学志向の大学で、社会に必要なものを世の中に提供する「学の実化」という教育理念を掲げています。

　文系の学部としては、法学部や商学部、文学部などのほか、現代社会のさまざまな問題を解決する力を身につける政策創造学部や、外国語のプロフェッショナルを育成する外国語学部などがあります。今回の調査では「関西の高校生が志願したい大学」や「関西の女子高校生が志願したい大学」などのランキングでも1位に輝きました。

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