第1位:中国(105万7318人)
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解説
第1位は「中国」で、日本語学習者の数は105万7318人でした。学習者の教育機関の種別は高等教育が最も多く、中国における日本語学習者のうちの52.7%を占めています。
中国における日本語教育の歴史は古く、近代以降は1900年前後や1930年代に日本語学習がブームとなり、当時から多くの日本語教材や辞書などが出版されていたようです。1930年代後半から1940年代は歴史的背景から日本語教育が停滞するものの、1972年に日中の国交が正常化されたことから第1次日本語ブームが到来。1980年代には中等教育および高等教育において日本語教育のシラバス整備が開始されるなどし、1990年代には英語に次ぐ第二の外国語として地位を確立しました。
近年では日本への留学や就職といったニーズのほか、日本のアニメやマンガ、観光といった文化的側面などから興味・関心を集めていることが学習者の増加につながっていると考えられるようです。
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調査概要
調査期間 | 2021年度 |
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(出典元:(キッズ外務省)日本語学習者の多い国・地域 | 外務省)
参考
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