「所定外労働時間が多い都道府県」ランキング! 第1位は「和歌山県」【2023年版】
日本の労働環境が問題視されて久しく、各企業ではワークライフバランスの実現に向け、働きやすい環境づくりが進められています。働き方改革が進んでいる企業も多いなか、所定外労働時間にはどのような地域差が出ているのでしょうか。
そこで、本記事では厚生労働省が公表している「毎月勤労統計調査地方調査 令和5年平均分結果概要」をもとにした、「所定外労働時間が多い都道府県」をランキング形式で紹介します。調査は30人以上の規模の事業者を対象とし、2023年度(令和5年度)の平均値を採用しています。
各都道府県で所定外労働時間にどのような差があるのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
(出典元:厚生労働省「毎月勤労統計調査地方調査 令和5年平均分結果概要」)
「所定外労働時間が多い都道府県」ランキング
第2位:群馬県(14.1時間)
第2位は「群馬県」でした。所定外労働時間は14.1時間で、全国平均の12.1時間を2時間上回っています。
関東地方に位置する群馬県は、豊かな自然環境に恵まれながら、都心へのアクセスにも優れているところが特徴。また、自然湧出量日本一を誇る草津温泉をはじめ、100カ所以上の温泉地を有する「温泉大国」としても知られています。「水沢うどん」や「太田焼そば」など、小麦粉を使った豊富なご当地グルメも魅力です。
群馬県は所定外労働時間が多いものの、給与総額では全国10位と、給与面でも全国上位にランクインしています。
第1位:和歌山県(14.2時間)
第1位は「和歌山県」でした。所定外労働時間は14.2時間で、全国平均の12.1時間を2.1時間上回りました。
近畿地方に位置する和歌山県は、山岳地帯が県内の多くを占める、自然の豊かなエリアです。古式捕鯨発祥の地として知られるほか、梅やミカンの栽培も盛んに行われています。ジャイアントパンダで知られる「アドベンチャーワールド」や和歌山のシンボル「和歌山城」など観光名所も多いほか、和歌山ラーメンやめはり寿司など、ご当地グルメも多彩。
和歌山県は所定外労働時間が多いものの、給与総額では全国33位と低いところが気になります。なお、所定外労働時間がもっとも少なかったのは、お隣の奈良県でした。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
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