ニコンのカメラがミニチュアになって登場　レンズ交換できるギミックも

　Nikonのカメラが約1/3サイズのミニチュアに。ガシャポン「Nikon ミニチュアカメラコレクション」としてバンダイから12月第4週から発売です。1回500円。

全4種のラインアップ

　ラインアップは下記の4種。

Nikon F : Nikkor-S Auto 55mm F1.2

　1959年に登場したニコン初のレンズ交換式一眼レフカメラ「ニコンF」のボディーに、FマウントのNIKKORレンズ製品初のF1.2の大口径レンズ「Nikkor-S Auto 55mm F1.2」をつけた「Nikon F : Nikkor-S Auto 55mm F1.2」。

Z fc : NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

　フィルムカメラ「FM2」にインスパイアされたデザインが特長の2021年に発売されたミラーレスカメラ「Z fc」のボディーに、標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」をつけた「Z fc : NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」。

Nikon SP : W-Nikkor 3.5cm F1.8

　1957年に発売された、完全内蔵式ユニバーサルファインダーが特長のレンジファインダーカメラ「Nikon SP」に、発売当時3.5cmのレンズとして最も明るかった「W-Nikkor 3.5cm F1.8」のレンズを付けた「Nikon SP : W-Nikkor 3.5cm F1.8」。

Z 9 : NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

　フラッグシップモデルの「Z 9」に、数々の賞を受賞したフルサイズミラーレスカメラ対応の高性能標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」をつけた「Z 9 : NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」。

ギミック付き

　「Z fc : NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は、ボディーの人工皮革部分を有料で張替えられる「プレミアムエクステリア」を再現できるシールがランダムで1種（全3種）付属。シール1種に2つカラーがついています。

　また全種、シャッターボタンを押せるギミックや、ボディーキャップも付属するほか、通常では実現できない、互換性のないマウント間でのレンズ交換ができるガシャポンオリジナル仕様を搭載しています。

バンダイ 開発担当者コメント

　 ガシャポンで様々な企業様とのコラボで商品化をさせていただいている中で、まだガシャポンとしてやったことがない、でも一度は手にしたことがある『カメラ』のミニチュア化をしたいこと思ったことが開発のきっかけです。私自身でも所有していた、ニコン様のミニチュア化をさせていただきたいと思いました。

　素晴らしい原型を作ってくださる原型師さんに、最高のボリュームサンプルを作成していただき、ニコン様に伺いました。商品化したいという熱意を伝えさせていただき、最終的にご許諾をいただけました。

　商品に関しては、ニコン様と一緒に商品開発し、精巧なミニチュアで再現。シャッターボタンが押せたり、各ラインナップについているレンズはどのカメラにもつけられたりと500円という単価の商品に、自分の開発経験17年の知識を詰め込み、納得の商品ができたと感じています。

　出来上がった商品はもちろんニコンのカメラで撮影しており、ディスプレイデザインも商品の魅力を最大限に伝えられるビジュアルに仕上がりました。

　今回の『Nikon』のミニチュアは、関係者の皆様の多大なるご協力のもと、商品が発売となります。

　はやくお客様の手元に届いた反応をみたいです。

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