2025/01/15 08:30（公開） 
第3位：埼玉県
解説
第3位には、3つの県が並びました。同率の1つ目の県は「埼玉県」、県庁所在地は「さいたま市」です。埼玉県の南東部に位置するさいたま市は、2001年に浦和市・大宮市・与野市の3市が合併して誕生。2005年には岩槻市を編入し、現在は10の行政区で構成される政令指定都市となっています。都心にも近く、東京や新宿といった都内主要駅はもちろん、東京国際空港や成田国際空港へのアクセスも良好。商業施設なども多いため、生活しやすいエリアです。
かつて県庁所在地であった浦和市がさいたま市に統合されたところなども、県庁所在地を答えられない人が多いポイントなのかもしれませんね。
第3位：三重県
解説
同率3位の2つ目の県は「三重県」、県庁所在地は「津市」です。三重県の中央部に位置する津市は、東の海岸沿いには市街地、西には山地が広がっています。鉄道はJR・近鉄・伊勢鉄道が利用でき、名古屋まで約45分、東京まで約2時間30分。中部国際空港まで約45分でアクセスできる高速船ターミナル「津なぎさまち」も利用できるため、交通アクセスも良好です。日本庭園などが整備された公園「津城跡」をはじめ、観光名所も数多くあります。
同じく近畿地方に位置する滋賀県の県庁所在地「大津市」と間違いやすいところなどが、票を集めたのではないでしょうか。
第3位：島根県
解説
埼玉県、三重県と同率で「島根県」も第3位となりました。県庁所在地は「松江市」です。島根県の北東部に位置する松江市は、古代出雲の中心地として発展し、奈良時代には国庁や国分寺が置かれていたエリア。1951年には、「松江国際文化観光都市建設法」が制定され、奈良市・京都市と並び、国際文化観光都市となっています。「宍道湖」をはじめとする豊かな自然に恵まれているほか、江戸時代初期の天守が現存している国宝「松江城」、山陰を代表する温泉地「玉造温泉」など、観光名所も多数。
島根県は、都道府県名と県庁所在地名が異なることに加え、愛媛県の県庁所在地「松山市」や、香川県の県庁所在地「高松市」などと間違いやすいところも票を集めたのではないでしょうか。
第2位：滋賀県
解説
第2位は、「滋賀県」でした。県庁所在地は「大津市」です。日本最大の湖として知られる琵琶湖に面している大津市は、本州のほぼ中央に位置し、京阪神や中京、北陸を結ぶ地域であることから、古くから経済や交通の要衝として発展してきました。また農業も盛んに行われており、日本茶の発祥の地としても知られています。
かつては大津京が置かれるなど、歴史的な文化遺産を多く有するエリアでもある大津市。明治維新後は県庁が置かれて滋賀県の行政の中心となり、合併などを経て2009年に中核市へ移行しました。
