“億り人”は本当に幸せか？　性欲減退、人間不信…… ねほりんぱほりん『仮想通貨投資家』で見えた世界

危機管理が徹底している女性投資家

　フミコさんは、大金を稼いだことから危機管理が徹底していて、タイヘイさんとの共演を避けて単独で出演したのも『情報が洩れるのが嫌』という理由からだそうです。お金を持っている人と連絡がつかないと3日目には死亡説が流れるなどの話に「そんな危険な生活なの」と驚愕する人がいる一方、「宝くじ当選者でも知られたくないよね」と理解を示す人もいました。

　そしてフミコさんは、自分の身に危険が及んだときのためにスタンガンを携帯しているといいます。これには「ヤバ……」「政府の要人より命狙われてるんじゃないの」と戦慄を覚える人が続出。一方、「誰にも知られたくないのにお金ピストルするなよ」など、もっともな意見も聞かれました。

複雑な家庭環境から貧困→金持ちに一転

　フミコさんが金持ちになりたいと思った理由は、お金に恵まれない家庭環境にありました。父親がニートで母親は男をヒモにする体質だったとのことで、それぞれに「わかりやすいクズ」「だめんずメーカーだったのか、オカン……」とツッコミが入ります。また、山里さんが父親のことを『おクズ様』と表現したことに対しては、思わず笑ってしまうみなさん。

　そして “金持ちになりたい” と一念発起したフミコさんは、200万円を元手に仮想通貨で大儲けしたといいます。しかし、お金を持つことで人に裏切られるなどして 「そんなに幸せじゃない」「人を信頼できなくなった」というフミコさん。これには「急に大金持つと大変なんだな……」など、お金を持ったからといって必ずしも幸せになれないことに気づく人も見られました。

総括

　タイヘイさんの話では主に仮想通貨投資家としての生活、フミコさんの話ではお金持ちになったがゆえの闇を中心に語られました。そして両者のお話で共通するのは『お金を持ってもあまり楽しくない』という点です。

　フミコさんいわく “人魚姫みたい“ とのこと。人間になれた代わりに声を失った人魚姫に例えて、得たものよりも失ったものの方が多いことを示しています。彼らの話に、結果的に庶民的な生活の方が幸せを感じることを実感したみなさんでした。

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