「兵庫県のライバル」だと思う都道府県はどこ? 全国から寄せられた評価を分析!

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 ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、「兵庫県のライバルだと思う都道府県」というテーマでアンケートを実施しました。その結果をもとに、どの都道府県がライバルとして意識されているのかを分析し、兵庫県は関西圏の中でどのような立ち位置にあるのか、アンケート結果から見えてきた傾向を紹介します。

画像:PIXTA

▼▲本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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大阪府や京都府など、関西圏内での競争意識が高い? 

 今回の調査で最も多く挙げられたのは大阪府(265票)、次いで京都府(262票)、そして神奈川県(137票)という結果になりました。さらに、近畿圏内の奈良県(118票)も上位にランクインしました。これらの結果から、兵庫県が主に関西圏内での競争意識を持たれていることがうかがえます。

 特に、大阪府と京都府がほぼ同数である点は興味深いポイントです。大阪は商業・経済の中心地、京都は観光・文化の中心地というそれぞれの立ち位置があり、兵庫県もまた神戸を中心に都市機能を持つ県であるため、これらと比較されやすいのかもしれません。

 また、神奈川県が3位に入っていることから、関西以外でも「兵庫県と似た立ち位置」として認識されていることが考えられます。兵庫県と神奈川県はどちらも「大都市圏(大阪府・東京都)に隣接しながらも独自の発展を遂げたエリア」であるため、ライバル視されやすいのかもしれません。

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男性は大阪府、女性は京都府をライバル視?

 性別ごとに分析したところ、男性は大阪府を、女性は京都府をライバルと考える傾向がありました。大阪府はビジネス・商業の中心地、京都府は伝統文化や観光地としてのイメージがあり、そこに意識の違いが表れている可能性も考えられそうです。

 男性が大阪府をライバルとするのは、兵庫県も経済圏として大阪府と密接に関わっているおり、大阪との経済的な競争や影響をより身近に感じやすいためかもしれません。逆に、女性が京都府をライバル視するのは、観光地としての魅力や文化的なブランド力の違いを意識することが影響している可能性が考えられます。神戸や姫路といった都市の景観や歴史的背景が京都府と比較されやすいことも要因のひとつかもしれませんね。

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若年層は大阪府、年配層は京都府や神奈川県をライバル視?

 年齢別の分析では、30代以下の若年層では大阪府が多く、60代以上の年配層では京都府や神奈川県が選ばれる傾向がありました。この違いは、それぞれの世代が普段の生活の中で接するエリアや関心のある分野によるものと考えられます。

 若年層は大阪府をライバル視する割合が高いですが、これは大阪府が就職や買い物、娯楽の中心地として機能しているためかもしれません。兵庫県に住む人にとって、大阪府は通勤・通学の行き先として近い大都市であり、職業的な面でもライバル意識が生じやすいと考えられます。

 一方、年配層では京都府や神奈川県が比較的多く選ばれました。これは歴史的な価値や文化的な格付けを意識した結果なのかもしれません。また、神奈川県が年配層で選ばれる理由として、港町としての神戸と横浜の類似性や、鎌倉・箱根と有馬温泉・城崎温泉といった観光地を比較している可能性も考えられそうです。

ビジネス系は大阪、文化・公務系は京都を選びがち?

 職業ごとの分析をすると「ビジネス・技術職」の回答では大阪府がトップ、「教育・公務員・文化関連」の職業では京都府を選ぶ割合が高いという違いが見られました。これは、各職種ごとに日常で関わる都市が異なることが影響していると考えられます。

 例えば、兵庫県内で働くビジネスパーソンにとって、大阪は「競争相手であり、仕事の機会も多い都市」として意識されている可能性があります。一方、公務員や教育関係者の間では、京都府が「文化・歴史・学問の中心地」として見られ、神戸や姫路と比較されるケースが多いのかもしれません。また、金融関係者の間では東京圏に近い神奈川県がライバル視される傾向も見られました。

関西圏以外では神奈川県や愛知県を挙げる人も

 関西以外の地域の回答者に着目すると、関東圏の人は神奈川県」をライバルとして挙げる傾向がありました。これは、兵庫県と神奈川県がともに「大都市に隣接する港町でありながら独自の発展を遂げたエリア」という共通点を持つためかもしれません。

 また、中部地方の回答では愛知県が一定数挙げられていました。名古屋は神戸と並び、日本の三大都市圏の一角を担う都市であるため、経済や交通の面で比較されることがあるのかもしれません。

兵庫県のライバル意識は多層的

 今回の調査では、大阪府・京都府・神奈川県が主なライバルとして挙げられましたが、ライバル視のされ方には性別・年齢・職業・地域による違いが関係している可能性があることも分かりました。

 商業圏としての大阪府、文化圏としての京都府、大都市近郊県としての神奈川県など、兵庫県が持つ多面的な特徴がそれぞれ異なるライバルを生んでいるのかもしれません。この結果からも、兵庫県が地域や立場によって異なる評価を受ける多様な県であることが浮かび上がったのではないでしょうか。あなたは、兵庫県のライバルはどこだと思いますか?

 「兵庫県のライバルだと思う都道府県」ランキングは、次のページからご覧ください!

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