2025/02/09 15:30（公開） 
宮城県には仙台市や松島町のような有名な観光地が多くありますが、まだあまり知られていない魅力的な市区町村も数多く存在します。豊かな自然や歴史的な街並み、地元ならではのグルメが楽しめるエリアなど、観光地としてのポテンシャルを秘めた場所がたくさんあります。
そこで今回は、「宮城県の穴場観光地だと思う市区町村はどこ？」というテーマでアンケートを実施します。まずは、3つの市と町をピックアップして紹介します。
丸森町
宮城県の南部に位置する「丸森町」は、町の北部を阿武隈川貫流し、阿武隈山地の支脈に囲まれる自然豊かな町です。阿武隈渓谷の県立自然公園内にある「不動尊公園キャンプ場」は、川遊びや森林浴を楽しむことができるキャンプ場。キャンプ利用はもちろん、日帰りでの利用も可能なので、手軽に丸森町の自然を体感できるのもポイントです。
町内には豪商・齋藤理助の屋敷や収蔵品や当時の暮らしぶりを体感することができる「蔵の郷土館 齋理屋敷」が立地。また竹細工の伝統が残る丸森町らしく、町内には地元の職人が手作業で作る竹製品の工房もあります。
登米市
宮城県北部に位置する「登米市」は、東北最大の河川である北上川が町の中央を流れ、東側に北上山地、西側に田園地帯が広がる町。かつては仙台伊達藩の一門として、約300年にわたり二万一千石の城下町でした。廃藩置県後は登米県・水沢県の県庁所在地だった歴史を持ちます。
「みやぎの明治村」とも呼ばれるほど歴史的な建築物が多く残る登米市。映画やドラマの撮影でも使用されたことのある「教育資料館（旧登米高等尋常小学校校舎）」は、国の重要文化財でもあります。また、地元特産の油麩を卵でとじた郷土料理「油麩丼」なども人気で、市内のさまざまな飲食店で提供されています。
七ヶ宿町
宮城県南西部にある「七ヶ宿町」は、東北で最も人口が少ない町。町の名前にもなっている「七ヶ宿街道」は、かつて参勤交代で使用されていた歴史ある街道で、今も当時の面影を残す宿場町の雰囲気を味わえます。
また、不忘山のふもとに位置する「長老湖」が佇んでいるのも魅力。特に夏～秋には自然の美しさをより感じることができ、オンシーズンには売店の営業や貸しボート・SUPレンタルなども行われています。湖をぐるりと回れる遊歩道も整備されているので、ゆったりと自然を散策するのもよさそうですね。
【宮城県版】穴場観光地だと思う市区町村はどこ？
ここまで、宮城県の3つの市と町を紹介してきました。ほかにも県内には、まだまだ知られていない穴場観光地がたくさんあります。あなたが穴場観光地だと思う市区町村はどこですか？ ぜひ投票して、あなたのおすすめスポットを教えてください！
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