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将棋に勝つにはメンタルが重要

 これだけ将棋に打ち込んでいるのに、失敗する理由は「精神的に追い込まれて平常心で考えられなくなる」とケンタロウさん。ネット上のみなさんは「メンタルも大事なんや」「鋼の心じゃないと生き残れないじゃん」と驚いた様子です。またこのようなメンタルの揺れは、在籍期間が限られている奨励会ではよく起こる、とのことでTwitterでは「人間を使い捨てるような育成なのはほんと闇」と、奨励会の仕組みに言及する声もありました。

 またエイキチさんの話では、楽しいことを覚えるのが罪という理由で師匠に「恋愛禁止」を言い渡されたとのこと。ネット上では「将棋の世界って大変なのね……」とプロ棋士になるということがいかに難しいことなのかを実感した、という意見もありました。

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奨励会を退会した後はどうなった?

 「諦める日が来ますよね。どうでした?」という山里さんの問いに、エイキチさんは「どう生きていったらいいかわからない」と返答。またケンタロウさんは 「背筋がすーっと(魂が抜けるような感じが)した」「彼女と別れた」などと語りました。この話に「しんどい」「奨励会えぐい」など、心を痛める人が多数見られました。

 とはいえ、2人とも新しい仕事を見つけたとのことで、「偉い」「素晴らしい」との称賛の声が上がりました。また、エイキチさんが飲食店に勤めて「ずっと正座していたので立ち仕事が辛い」と話したことには「そうなのか」「わかる」などの反応が。

 それでも、エイキチさんは奨励会で培った目標設定癖のおかげで店長になった後、転職して和菓子職人になり打ち込めるものを見つけたとか。そんなエイキチさんは大事なことは「努力の仕方を間違えないこと」と語りました。これに対してTwitterでは「学んだものは消えないんだ」など、奨励会時代の努力がいかされていることに感動するツイートが多く見られました。

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まとめ

 番組の終盤、奨励会に入ったことを「後悔してない」というケンタロウさんと、「後悔している」というエイキチさん、ここでも意見が分かれましたが、どちらも将棋への愛あってのこと。それを山里さんは「大恋愛」と例えました。

 今回の「ねほりんぱほりん」で将棋でプロとなるには、並み大抵の努力では足りないと知った人も多かったようで、プロ棋士の凄さや、プロ棋士になれなかった人たちの苦悩をツイートしている人が多く見られました。

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