鉄道が増えてほしいと思う都道府県は?【人気投票実施中】
新しく鉄道ができると、地元住民にとっては毎日の通勤や通学のための交通手段が増えるほか、観光客を呼ぶための良いきっかけにもなるでしょう。
そこで今回は、「鉄道が増えてほしいと思う都道府県は?」というアンケートを実施します。これから新たに鉄道ができてほしいという地域はもちろん、すでに鉄道網が充実しているなかでさらに便利になってほしい地域など、あなたが鉄道が増えてほしいと思う都道府県はどこでしょうか。本記事では、鉄道駅の数が少ない県を3つピックアップして紹介します。
石川県

国土交通省の「令和5年度末 鉄軌道駅における駅の段差解消への対応状況について(都道府県別)」によると、石川県の駅数は76と徳島県と宮崎県に並んでいます。
石川県内を運行する路線は、JR北陸新幹線・七尾線、北陸鉄道石川線・浅野川線、IRいしかわ鉄道線、のと鉄道七尾線などです。北陸鉄道石川線では、鉄道の線路にバスの車体を乗せて輸送する「電気バス」を導入する案が協議されるなど、新たな試みも企画されています。
山梨県

前述の国土交通省のデータによると、山梨県の駅数は73です。沖縄県に次ぎ、全国で2番目に少ない数となっています。一方で、人口1人当たりの自動車保有台数は全国トップクラスの水準です。車社会の側面が強いことが、鉄道駅の数や路線が少ない要因だといえるでしょう。
山梨県内を運行する路線には、JR中央本線・身延線・小海線、富士急行線などがあります。現在山梨県に新幹線は通っていませんが、従来の新幹線の約2倍の速さを誇る「リニア中央新幹線」が2031年頃に開通予定です。
沖縄県

前述の国土交通省のデータによれば、沖縄県の駅数は19です。沖縄県は全国で唯一、鉄道が走っておらず、沖縄都市モノレール「ゆいレール」のみが運行しています。ゆいレールは那覇空港から那覇市街地を経由して、浦添市へと至る路線です。
中部や北部へのアクセスは、車と路線バスに限定されています。そのため、2018年に沖縄県は「沖縄鉄軌道の構想段階における計画書」を策定し、ゆいレールとは別に那覇市から名護市に至る新しい鉄道の導入を構想中です。移動手段が増えると、沖縄観光の魅力や、地元住民の利便性がさらに高まるでしょうね。
鉄道が増えてほしいと思う都道府県は?
ここまで、47都道府県の中から3県を紹介しました。投票対象は、全国47都道府県です。その中で、「鉄道が増えてほしい」と思う都道府県はどこでしょうか。それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします。
- 投票期間にかかわらず終了することがあります。
- 設問および投票結果は予告なく削除することがあります。
- 不正投票対策のため一部プロバイダ(海外等)からの投票ができない場合があります。
- プロキシサーバーを使用している場合投票できないことがあります。
参考
- 令和5年度末 鉄軌道駅における駅の段差解消への対応状況について(都道府県別)|国土交通省
- 路線一覧[石川県] |NAVITIME
- 赤字が続く…北陸鉄道石川線は『鉄道として存続』 一方新たな提案も「鉄道の線路にバスの車体を」|石川テレビ公式チャンネル
- 路線一覧[山梨県]│NAVITIME
- 第3部 公共交通活性化編(P7)|山梨県公式サイト
- リニア開通に向けて|山梨県公式サイト
- リニア山梨県駅の完成は31年に JR東海、工期長期化の見通し示す|朝日新聞
- 沖縄に「鉄道もう1本!」なぜ必要? ゆいレールとは別路線の計画 クルマ派にも恩恵ありまくりなワケとは?|乗り物ニュース
- 沖縄鉄軌道の導入に向けて|沖縄県公式サイト