「石川県の名旅館」8選! あなたが一番好きなのはどこ?【人気投票実施中】
複数の温泉地を擁し、周辺にはさまざまな背景を持つ旅館も多く営まれている石川県。県内にはおもてなしに特化し、客室数を絞った宿や、奈良時代から続く宿まで、さまざまな旅館があります。そこで今回は、「石川県の名旅館」というテーマについて考えてみましょう。
「石川県の名旅館」8選

約1300年前に開湯した歴史ある温泉地・山代温泉にある「あらや滔々庵」は、創業八百余年の宿。藩主直々に「湯番頭」を任ぜられた由緒を持ち、画家・北大路魯山人が愛した宿としても知られています。館内には趣の異なる三つの浴場があり、檜の縁枠から木の香が漂う湯船など、それぞれ風情ある湯処で源泉かけ流しの湯を楽しめます。
北陸最古の名湯・粟津温泉にある「法師」は、奈良時代から営んでいる宿。世界最古の宿泊施設として、ギネスブックにも掲載された経験を持ちます。同宿では敷地内に3本の自家源泉を有しており、1300年以上湧き続ける温泉を源泉かけ流しで提供。男女別の大浴場のほか、予約制の貸切風呂も用意しています。
1867年創業の「料亭旅館 浅田屋」は、数寄屋造りが特徴の宿。おもてなしを追及するため改築時に客室を3室のみに絞り、静寂に包まれた宿でぜいたくな空間を堪能することができます。客室は、個人宅のような雰囲気と昭和を代表する庭園「大河内山荘」を手がけた庭師による小さな庭が特徴。枕は4種類、浴衣は縦横8サイズを用意しており、細かな部分へのおもてなしを感じることができるのも魅力です。四季折々の食材を使用して提供される料理は、加賀蒔絵の金沢漆器や九谷焼をはじめとし、骨董から現代作家まで、こだわりの器で提供されます。
ほかにも、全ての部屋に山庭に面した温泉露天風呂が付いている「べにや無何有」、約1万坪の自然あふれる敷地に全10室のみの「かよう亭」、能登の海を堪能できる「百楽荘」など、石川県にはまだまだ名旅館が多くあります。あなたが一番好きな旅館はどこですか?
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