【難読地名】30代女性が選ぶ「地元民しか読めない！」と思う千葉県の市町村名ランキングTOP24！　第1位は「匝瑳市」と「印旛郡酒々井町」【2024年最新投票結果】

第9位：香取郡東庄町（かとりぐんとうのしょうまち）

第6位：我孫子市（あびこし）

第6位：香取郡神崎町（かとりぐんこうざきまち）

第6位：山武市（さんむし）

第5位：夷隅郡御宿町（いすみぐんおんじゅくまち）

解説

　第5位は「夷隅郡御宿町（いすみぐんおんじゅくまち）」でした。千葉県の南東部に位置する御宿町は、年間を通して温暖な気候で、海岸には約2キロメートルにわたって砂浜が広がっているため、毎年多くの海水浴客が訪れています。童謡「月の沙漠」発祥の地としても有名です。

　「御宿」の地名は、鎌倉時代に諸国行脚で訪れた北条時頼が、あまりにも景色が良いので宿泊することになり、「御宿せし そのときよりと人とはば 網代の海に夕影の松」と詠んだことに由来しています。

第4位：安房郡鋸南町（あわぐんきょなんまち）

解説

　第4位は「安房郡鋸南町（あわぐんきょなんまち）」でした。千葉県の南部に位置する鋸南町は、周囲を海と山に囲まれた豊かな自然環境でありながら、都心から約1時間という地理的条件に恵まれたエリア。見返り美人で有名な菱川師宣生誕の地として知られるほか、岩壁に彫刻された石仏として日本一の大きさを誇る「日本寺大仏」も有名です。

　「鋸南」の地名は、鋸山（のこぎりやま）の南側に位置していることから名付けられました。

第3位：八街市（やちまたし）

解説

　第3位は「八街市（やちまたし）」でした。千葉県の中北部に位置する八街市は、豊かな自然が残るエリアで、落花生の生産量は日本一。八街市と周辺地域で作られた落花生は、地域ブランド「八街産落花生」として商標登録されています。市内にはJR八街駅・榎戸駅の2駅があり、千葉駅までは約30分のアクセス。また、成田国際空港までは車で約30分など、道路網も整備されています。

　北総地域に残る開墾地の地名は、開墾に従事する人材を受け入れた順番に基づき、漢数字と好字を組み合わせて付けられているそうです。「八街」の「街」には、住宅や商店の集まる場所という意味もあるため、開墾後に発展することを願ってつけられた地名であることがうかがえます。