「高騰している米銘柄」ランキングTOP10! 1位は「あきたこまち」(茨城県)【2025年最新データ】

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 私たちの日々の食卓に欠かせない“お米”が今、「令和の米騒動」と呼ぶべき高騰をみせています。

画像はイメージです(画像:PIXTA

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 農林水産省は3月17日、KSP-SPが提供する全国のスーパー約1000店舗のPOSデータで米の販売価格を発表。同資料によると、2025年3月3日から9日にかけてスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格は、対前年同期比で+99.3%、価格にして2032円増の4077円。1年で2倍近くの価格となりました。スーパーにおける2025年3月3日週の販売数量は対前年同期で-11.6%となっています。

 小売価格は明らかに高止まりしている状況ですが、農家などが米を売る際の相対取引価格に目を向けると、2024年(令和6年)産米の2025年(令和7年)2月までの全銘柄平均価格は玄米60キロあたり2万6485円で、1月比では2.15%上昇。比較可能な1990年(平成2年)以降で過去最高の価格となっています。個別の銘柄を見ると価格が下落しているものも多く存在しますが、全銘柄の取引量を加味した平均で見ると、価格は上昇しています。

 農林水産省は米の在庫状況について、令和5年産米の需要が堅調に推移したことから、令和6年6月末の在庫量は近年では低い水準だったと指摘。しかし、在庫率(在庫量/需要量)で見ると2011年、2012年と同水準で、全体需給としてはひっ迫している状況にはなく、十分な在庫量が確保されているとしています。

 全体として在庫が極端に逼迫(ひっぱく)しているわけではないものの、高騰を続ける米価格。以下では、2025年1月から2025年2月にかけて令和6年産米の相対取引価格がどう変化したのか、農林水産省が公開する資料をもとに、価格の変化が大きい銘柄ランキングをまとめました。あなたのよく食べている銘柄は値上がりしていますか?

 相対取引価格が高騰している米銘柄ランキングは、次のページからご覧ください!

(出典:農林水産省「米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等」

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